自閉症の可能性は五分五分という1歳娘。今してあげられることは…【長女ななの発達の話⑩】 by まめすけ

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言語の先生から、療育のシステムの説明を受けました。

健診で指摘があったり、相談に通っている方の中から、
専門家の先生が、療育が必要と判断した方に声がけをするシステムとのことでした。
(地域によってシステムは様々だと思います)

この説明を受けた時点で、
「専門家の先生の目で見て、ななは療育が必要な状態である」ことを理解しました。

 

健診で、自閉症の可能性があると指摘されたことをお伝えすると、
この日の時点で、診断が付く可能性は五分五分との見解でした。

今日1日でわずか数十分しか様子を見ていないので、
発達検査も含め、もっと詳しく見ていく必要がありますが、

自閉症のチェックリストに沿うと、当時のななの状態は
結構な割合で当てはまるとのことでした。

ただ、ここまで人を観察しているであろう様子から、
3歳頃から急に言葉貯金の放出期がやってきて、
発達度も一気に上がる可能性もあるという説明も受けました。

 

仮に、診断がついた後はどういった道があるのか、
この日はまだほとんどわからなかったため
不安でいっぱいになりました。

というのも、当時私は他県から引っ越してきており
自分の身内は近くに誰もおらず、主人の身内も、同じく他県でした。

そして、私がななを出産したのは30代半ばで、
元々体力が無いタイプの私は、
今後40代に向けて、体力が追い付かなくなることもあるかもしれない。

知り合いもいない、慣れない土地での小学校は、いやその前に幼稚園は、と、
様々な考えが頭の中をぐるぐると回っていました。

 

当時住んでいた地域では、生活に重大な支障が無ければ、
発達障害の診断を付けるのは3歳の誕生日前後が目安とのことでした。

だったら、3歳頃の言葉貯金の放出期を期待したい。
3歳までに出来ることは、何でもやってあげたい。

 

家で出来ることがあるかお尋ねしたところ、

1. 足の間くぐり
2. 坂をのぼる
3. 成功体験のみで育てる

この3つをひたすら頑張ってと言われました。

足の間くぐりと、坂をのぼることに関しては
一体これがどのような効果をもたらすものだったのか
聞きそびれてしまって、実は今もわからないままです。
(後に他の先生方にもお尋ねしたのですが、明確な意図はわかりませんでした)

ただ、周りの子に比べてななはとても転びやすい子だったので、
体幹を鍛えるとか、感覚を養うとか、
そういった目的があったのかな?運動療法にあたるのかな?と思いますし、

毎日続けた「坂道散歩」は、ななにとても良い効果があったように感じています。

そして、「成功体験」という言葉も、この日初めて聞いた言葉でした。

 

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