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無表情で発語もない。自閉症の可能性があると言われた1歳半の娘のために繰り返し続けたこと【長女ななの発達の話⑫】 by まめすけ

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◆今までのお話

長女ななの発達の話シリーズ

 

 

ななの発達の状態を言語の先生にみていただいた時、
家で出来ることとしてアドバイスをいただいたのがこの3つ。

1. 足の間くぐり
2. 坂をのぼる
3. 成功体験のみで育てる

足の間くぐりは家の中で出来るし、
成功体験はどの場所でも、随時話しかけとして対応できるものですが

坂をのぼるという動作は、
当時の家の中に坂を作れるような場所は無く、
外に探しに行こうにも、
なんと住んでいた場所は駅から駅まで全て平坦地でした。

移動しやすいと思って選んだ場所が、裏目に出るとは…。

でも、距離は長くなくてもどこかにあるはずと思って
周りを見渡した時に、
一番近くにあったのが、

マンションの裏道に出るための坂…じゃなくて、でした。

あまりの坂の見つからなさに、
当時は真剣に「あったー!」と思ったものです。板を(笑)

でもこの板はいかにも、とりあえず板を渡しておきますというような、
今にも割れてしまいそうな状態。

マンションの住人は通ってもいいことになってはいましたが、
いくらななが小さいとはいえ、早くに壊してしまいそうなので
ここは今までどおり、普段通過するだけにして、

その先にある遊歩道に下る、ほんの1メートルほどの
短い坂を見つけ、毎日毎日、通いました。

今思い返せば、あの1メートルを坂だと喜んで、
あんなにストイックに往復…と、笑い話になるのですが、

まだ1歳のななには、
この短くなだらかな坂はちょうどよかったのかもしれません。

今は別の場所に住んでいるのですが、
たまたまこの遊歩道の近くを通った時は、
毎日通ったあの小さな坂を思い出して、胸が熱くなり、

あれから10年、
とてもおしゃべり好きな子に成長した6年生の娘を見て、
頑張ったねえと、頭を撫でたくなるのでした。

 

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⇒作者:まめすけさん
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