お酒を飲むようになって分かった『父に似なくてよかったところ』~これが遺伝というものか~【バラバラになった家族⑲】 by ワンタケ
ページ: 1 2
以上「これが遺伝というものか」でした。
【お酒を大量に飲むようになったきっかけ】
この頃仕事と並行して始めた居酒屋のバイトが、お酒を大量に飲むようになったきっかけでした。
今思えば、お酒を飲みたいから居酒屋を選んだのかもしれません。
バイト先にはやはりお酒好きが多く、仕事終わりに皆でいろんな所に飲みに行きました。
最終的には利酒師の資格を持っているお姉さんと2人で飲みに行くことが多くなっていきました。
彼女もお酒に強く、量を飲みたがる人でしたが、お互いに本当にそれがしたかったのかどうかは今ではよく分かりません。
とても良い人でとても良くしてくれましたが、彼女もまた忘れたい事のためにお酒を飲んでいた節がありました。
彼女を見ても父を見ても自分自身を見ても思う事ですが、お酒で一時だけ忘れたい事から逃れられたとしても、本当に意味で忘れる事はできません。
それでもお酒を飲み続けるか、忘れたい事と向き合うかのどちらかだと思います。
アメリカの映画なんかを見ていると、しょっちゅうアルコール依存症の集まりが出て来ますが、あまり日本ではメジャーではない印象を受けます。
日本は自分の恥を告白する文化では無いから浸透しにくいのでしょうか?
家族のお酒のことで苦しんだ人々もまた、それを隠して生きている人がとても多いように思います。
「実はうちも…」という人に多く会ってきましたが、まるで自分の罪のように背負っている気がします。
みんな「自分の罪では無い荷物」を早々に下ろして、もっと身軽に自分の人生を生きられたら良いなぁ…と私はいつも思っています。
さて、私が自分の酒癖を知ったり、父と一度もお酒を飲まなかったことに気付いたりしてしんみりしている頃、母はある決断をしました。
父の入院中に母が決意したこととは…?という訳で次回「母の年齢では…」に続きます。
以上、先程つくね串を5本も食べたワンタケがお送りしました。
★すくパラNEWS公式YouTubeチャンネル毎日更新中!
チャンネル登録お願いします!
★フォローしてワンタケさんの最新記事をチェック!
⇒ワンタケさんの記事をもっと読みたい方はこちらから
⇒ブログ ワンタケ★ワークス
⇒インスタ wantakeosirase
ページ:
1 2
★フォローしてワンタケさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。