
空気を読むことが苦手な私にもわかるほど、あからさまでした。
私が入る隙間がないくらい、がっちりと身を寄せ合い、私に聞こえない声で喋る二人。
理科室に着くまで、一度も私を振り返ることはありませんでした。
「まさか」
「でもこれはやっぱり…」
「嫌だ、嫌だ、嫌だ」
心臓がドキドキする反面、体は冷たくて、足元はフワフワしていました。

そう、これは小さな始まりのキッカケにすぎませんでした。
続きます。
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