絶対に辞めない!友人の仕返しがもたらした意外な効果【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑮】 by さやけん
ページ: 1 2
実際はそんな仕返しなど無意味であることもわかっていて
けれど、そう考えると頑張る意欲につながったのだそう。
同時に、運動会に行けなかったことを後悔し、自分の行動を悔い改め
「今後は絶対に家族を優先する」「家族のために働いているという意識を持つ」と決心したと話すリンコちゃんを見て
私はまるで、自分の心も軽くなったような気持ちになりました。
この話をした数年後。
無事出産し、育児休暇を経て復帰したものの
長男とは違い体調を崩すことが少なかった次男。
現在は出勤状況も安定し、急な早退や欠勤も随分と少なくなっていたリンコちゃん。
「安定したら、絶対辞めてやる」と話していたにもかかわらず…
実はまだ同じ職場に在職していました。
というのも、退職を考えていた最中、後輩の妊娠が発覚。
「この子を心からサポートできるのは自分だけだ」と感じたリンコちゃんは
退職はせずに後輩の産休育休、そして復帰後の仕事の責任を請け負うという選択したのです。
同僚や上司に嫌味を言われている状況を知らない後輩には
「私も当時世話になったから」と嘘をついていると話すリンコちゃん。
その理由は
「自分が辛かったことをわざわざ話しても後輩を不安にさせるだけ」
「育児と仕事に追われる同僚をサポートするのは当然のことだと思ってほしいから」なのだそう。
自分がしてほしかったことを後輩に押し付けているだけかもしれない。と話すリンコちゃんを
私は心底「かっこいい」と思い、同時に尊敬しました。
今のリンコちゃんは「3年はそんなもの」「みんな通る道」だと笑顔で話してくれた上司とよく似ていました。
彼女もまた、結婚、出産、育児と会社勤めを両立し続け、その辛さや苦労を知っているからこそ、
私にそれを伝えてくれていたのかもしれません。
さて、話を戻し、
リンコちゃんに自分の状況を見直すきっかけをもらった私はというと…
「自分がどうしたいかを一番に考える」
「今できることが何かを考える」
「一番優先したいことは何かを考える」
「何かを犠牲にする勇気を持つ」
雁字搦めになっていた自分の思考を整理し、「ある決断」に辿りついたのです。
続きます…
★すくパラNEWS公式YouTubeチャンネル毎日更新中!
チャンネル登録お願いします!
⇒instagram @saya_ken2
⇒blog さやけんさんちのとげまる日記
ページ:
1 2
★フォローしてさやけんさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。