子供と一緒に性教育を学び始めて得られたものは…【私の生理と子供の性教育⑤~最終話~】 by いずのすずみ
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ぴぴの話は実際に私が経験した出産と重なるものでした。
ぴぴが、『お腹の中で苦しい苦しいってね…』と話すときに自分の首を絞めるそぶりをしながら話していて、2歳のつたない言葉でもすごく分かりやすかったのを覚えています。
私の出産は陣痛20時間、そのうち1分間隔の激痛になってから約15時間もの時間が過ぎ、全く子宮口が開かず、子宮が収縮しているのに私が痛みを感じなくなっていき…
異常を感じた医師が急遽骨盤のレントゲンを撮ると、
私の骨盤は生まれつきとても扁平な形をしていたらしくどう頑張っても赤ちゃんが出てこられない!
それまで自然分娩で頑張ってみましょうという流れが一変。
緊急帝王切開となりました。
出てきた娘は首に3重にもへその緒が巻き付いて動けなくなっていたそうで、
骨盤狭窄でも臍帯巻絡でもどちらにしても自然分娩が出来なかった出産でした。
性教育とは、
自分たちが生まれてきたことについて改めて考え、
これから生きるために自分と人を大切にするための教育なのだと感じました。
娘は今4歳、息子は2歳となった今はもっとたくさんのお話が出来るようになって、
また新しい興味が出てきています。
うちは田舎のほうに住んでいるので、
ちょっと外に出たら田んぼや畑だけでなく周りは山や海だらけ。
そこかしこで動物や虫や植物の活動を目にすることができます。
いきなり人間の生殖活動について話し始めるのもなんとなく伝わりづらいし不自然な感じがするので、
毎日の生き物観察の時に、
『どんな生き物でもいろんな方法で子孫を残す方法があるよ』
という前提のお話はちょこちょこ話しています。
人間のことは漫画で描いたくらいの事しかまだ聞かれてないのですが、
もし話が発展して聞かれたら、
『ニンゲン』という一つの動物の種類として伝えようかなと考えています。
私の生理と子供への性教育のお話はこれで終わりです。
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました!
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