子供を着飾らせるのが苦手な私【夫の単身赴任⑥】 by すぬこ

   

【すぬこ家のスペック】

 

すぬこ→専業主婦、家事能力低、めんどくさいが口癖

夫→名古屋に単身赴任して1年半経ったサラリーマン(予定は3年!)

ムスメ→3歳3ヶ月、活発!

ボウズ→新生児。おとなしい!

 

未就園児と新生児の育児生活

さて、未就園児と新生児の育児生活です。

前回、自分がクタクタになったあげく、車をベッコリやってしまいました。

そこから、急に自分を冷静に見て、この先、ずっとこのままなわけではないと思い直し、なんだか急に割り切る気持ちになりました。

今となっては、あの車の件があって、逆に早く吹っ切れたのかもなんて思えます。あのときはそんなこと思えなかったけど。

子どもは勝手に育つ!?

そして、子供たちふたりがやっぱり少しずつきょうだいとして機能していってるんですね。

うるさいお姉ちゃんとおとなしい弟。

同じ親から産まれたのに、(顔は似てるけど)新生児時期から性格の違いが出ていて、これも私を吹っ切らせてくれる一因になったのかもしれません。

親が子供の一挙手一投足を管理しようっていうのはどだい無理な話。同じように育てたとしても、この子たちは同じようには育たないだろうっていうのがここでなんとなく分かったというか。

親と子は別人格だし、子供が外から見ていい子に育つことが親の評価にはつながるんだろうけど、そこで親が自己実現するのは間違っているんじゃないかなと。

そんなことを考えながら、お友達との関わりも3歳児なりに自分で築き上げてゆくムスメを見ていたら、とりあえず入園までをなんとか乗り切ろうという気持ちになってきました。

ムスメの夜泣きがあって疲れていたら、子供と一緒に7時とか8時に寝ちゃえばいいや。自分の時間を取ることより今は睡眠時間を優先しよう。ご飯も適当でいいし、掃除が滞っても死にはしません。他のうちと比べたりしちゃいけないんだ。うちはうちのやり方でやって行こう。だって、大人の手がひとつ足りないんだから。自分が壊れないように。

しかし、何をされても下の子はかわいいものですね。泣かれようと、吐かれようと、「はいはい。どうしたの。」ってオロオロせずに処理できる。泣いててもすぐに抱っこしてあげられない状況だってのに、転がしておけば勝手に寝ちゃうし、ボウズは手をかけないまま大きくなってきた気がします。

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【3歳女児の課題】

 

さて、ムスメ。トイレトレがなんとなく終わった3歳児にはあとふたつの課題があります。七五三と入園準備です。今振り返ってみると、どちらにも力を入れていなかった!全然参考にならないです、ごめんなさい。

 

我が家の七五三問題

ボウズが生まれてすぐ、ムスメの七五三という行事が世間的にはあるのですが、申し訳ないけどそれはスルー。私も夫も信仰心ゼロまたはマイナスの家庭で育っているので、こういう一連の行事にもともと興味がない。

ボウズのお宮参りとお姉ちゃんの七五三をセットにするっていう世間的にはナイスな案も頭をよぎるけど、そこにお金と時間をかけることへの優先順位がものすごく低い。

なので、外野からいろいろ言われても、

「夫は単身赴任中でいつ帰ってこられるかわからないし、新生児の育児に忙しい。」

という理由で、はねのけることができました。ラッキー。夫の単身赴任もこんな利用方法がございました!たまにはいいことにも使わないとね。

そもそもムスメは新生児時代、昼間はほぼ泣いていてお宮参りどころではなかったので。今思えば子供の行事で神社に一銭も払ったことがないという、稀な家だと思います。

子供を着飾らせるのが好きじゃなかった。。。

ただ、お友達の家に遊びに行くと、女の子たちが七五三で着物やドレスで撮った写真がおうちに飾ってあるんですよね。それをうらやましそうに見つめるムスメ。

私は子供を着飾らせるのが好きじゃなくて(七五三だけでなく、ハロウィンや、入学式、卒業式で着飾らせるのも苦手)、そういうことより、別の経験に時間とお金を割きたいと思ってしまう。そんなことはムスメにはまだ理解できません。申し訳ないような気持ちと、自分の想いを曲げたくない気持ちとの狭間で揺れ動きます。

プリンセスや、プリキュアの流行った時期なので、周りの女子がみんな、そっち系のドレスを持ってたりしてたんですけどね…。

 

ていうか、ほんと、「お友達が着ているような(←ここがミソ)」かわいい服が着たいっていう思考の時点で

「アウトぉぉぉ!」

って叫びたい気分。3歳児相手に、「いいか、お友達に流されるな。そんな理由はうちじゃ通用しないぞ。」ってクドクドと説明しましたよ。(今じゃまったくブレない女子になってて、これはこれで面白いなと思うんですが)。

娘と私の洋服をめぐるバトル

ちょっと時制が飛びますが、この、

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ムスメの「他の子が着てるような、かわいい服を着たい」

VS

私の「ブリブリのフリフリなものを絶対に着せたくない、しかもムスメには似合わないだろ」

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のバトルは、ここから静かに、そして長期間繰り広げられ、小学校の高学年まで続きます。

小学生の頃、ブリブリな服を選んで試着室から出てくるムスメに、

「あなたにこんなものを着せるためにあたしゃ働いてるわけじゃない!」とか

「こんなものを自分の子が着てるなんて世の中の人に思われたくないんだけど!」とか言っちゃうんですよね。いろんなところで余裕がなくて。

洋服の文句を友達に言う娘・・・

そんな親に嫌気がさしたムスメは、

「うちの親、かわいい服買ってくれない」とお友達に文句を言う

→そのお友達がお母さんに話す

→そのお母さんにバッタリ会うと、「ねえ、ムスメちゃんがさー、『ママがかわいい服買ってくれない』って言ってるよ、似合うんだから買ってあげなよー」って言われる(「いや、似合わないし!」ってここでもゴリゴリ反抗しちゃう)

→私が家に帰ってムスメにこの話を戻して、

「お前、好きな服着たいなら自分で稼げるようになってからにしろよ」と耳元で囁く

という悪夢のループ。そこで黙っておけばいいものを、めんどくさがりやのくせに変なところが譲れない大人げない母。そんなこともありました笑。

女の子はこういうところがほんとにめんどくさい。女子のお洋服事情。
なんなんですかね、親と子の趣味が合わないっていう由々しき問題。
すぐサイズアウトする時期、季節季節で選ぶもの全てがそんなんで。
ある時なぞ、こっそり通販で私が選んだ服のすべてを「気に入らない」という理由で返品させられるっていう事態が起こり。
通販の返品って非常にめんどくさいじゃないですか。
それ以来、もう、あきらめて自分で全て選ばせてます。今はだいぶ服の趣味は落ち着いたかなー。
これも経験して学ぶことですね。

七五三の話からだいぶ話がとびましたが(汗)。

次回に続きます。


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