ここ数年で生理が変わった!?プレ更年期と生理不順

   

ここ数年で生理が変わってきたという感覚があった。若いころみたいにずーっと長く続く事が減って割とすぐに終わるようになってきた。そのときは単純に「私も人並みの体になったか」と単純に思っていた。生理が短くなり、楽になったので経血がやけに多くても、やけに生理痛が強くてもあまり問題視はしてなかった。しかし、これがプレ更年期の前兆だった

●プレ更年期と生理不順。知られていない月経不順のウソホント

プレ更年期というのは更年期の症状である、のぼせ、ほてり、発汗、イライラ、焦燥感、頭痛、肩こり、肌荒れなどが30代後半〜40代の時期から始まるという事でした。

生理不順というのは、まず基本的に25〜38日周期で回るものが周期が乱れたりする事だけを指すのではなく、月経量が少なすぎたり多すぎたり、月経の期間が短すぎたり長過ぎたりなど様々な悩みや問題があります。

私は最近まで、ただ周期が乱れている事だけを指すのかと思ってましたが本当に大きな範囲での悩みを指すのですね。

基本的に閉経は50歳前後と言われていますがストレスや環境の変化により月経が乱れたりすると人によっては閉経の準備が早まり、それだけ老化も早くきてしまいます。

月経不順はストレスから来るホルモンバランスの乱れがほぼ占めているのは本当なのかと言うと残念ながらその通りなのです。

月経を司る脳の視床下部、脳下垂体、卵巣、この3つの働きは繋がっているのです。
そのうちの一つだけが影響を受けるとそれだけでも月経に乱れなどの症状が出てしまいます。

脳の器官と卵巣の働きが繋がっているなんて意外ですよね。

更年期にさしかかる前に月経不順だと不妊に繋がる可能性があります。
また、何か隠れた病気が原因で月経不順を引き起こしているとも考えられます。自分の体が月経不順なのかどうかの判断はやはり基礎体温の記録が大切になります。
基礎体温からは低温期、高温期が分かるので自分の体を把握しておきましょう。
今はアプリで記録出来るものもありますので賢く使って自分の体のバロメーターを知っておきましょう。

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●月経不順の種類

知らない人も多いと思いますが月経不順にも様々な種類があるのです。
量や期間によっても名前が違うんですね。
どういう種類があるか、自分に当てはまるものがあるか見ていきましょう。

稀発(きはつ)月経

生理周期が39日以上(年間月経回数が9回以下)空いた状態を指します。
年間の回数は少なくてもきちんと排卵されていれば問題はありません。
排卵されているかどうか自分でも知るには基礎体温表が知る目安になります。

更年期にはいると稀発月経になる女性が多いので妊娠なのか更年期障害の症状なのか判断に悩む人もいます。

月経の来る回数が少ないと楽かもしれませんが不妊や無月経前になる可能性があります。
月経の回数が極端に減っているのは卵巣機能の低下が考えられますので速やかに婦人科にかかるようにしてくださいね。

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頻発(ひんぱつ)月経、

生理周期が24日以下で来る事を指します。
排卵がある場合とない場合に分けられます。

◇排卵がある場合の頻発月経・・・卵胞期と黄体期が非常に短い状態
◇排卵がない場合の頻発月経・・・月経量が少なく、期間が2週間以上続く場合

過少月経

経血量が極端に少ない月経の状態を言います。
期間も通常1週間ほどなのが過小月経だと1日か2日で終わります。
量もごく少量になります。
原因としてはホルモン分泌異常や無排卵、子宮発育不全が考えられます。
更年期になると過小月経になっていき、量も徐々に減っていきます。

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続発性無月経

月経が来ない状態を指します。
これは若い女性に多く見られ、様々なストレス、過激なダイエットによりホルモンバランスが乱れたために起こると言われています。
そのまま放置しておくと不妊症になる可能性もあります。
病気が原因の場合は、糖尿病、高プロラクチン症、腎臓病、甲状腺の病気の疑いが考えられます。
忙しくても自分の大切な体のためにすぐに医師の診察を受けましょう。

過長(かちょう)月経

月経日数が8日時以上続く状態を指します。

過多(かた)月経
経血にかたまりが混じったり、多量に出血する、酷い月経痛がある状態

無排卵月経
月経が来ているのに排卵していない状態
長い間放置すると不妊の原因になる場合があるので婦人科で診てもらいましょう

順調だった月経のサイクルが乱れて来た場合は卵巣機能の低下が考えられます。
徐々に期間が短くなっていき、量も少なくなり、最後にドッと増えることがありますが順調だったのが急激に乱れたり減ったりした場合はそれ以外の症状や病気の可能性もありますので注意しましょう。

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●月経不順のセルフケアとアドバイス

◇からだやこころをゆっくり休める

体が疲れていたり、ストレスがたまっていたりするとホルモンのバランスを崩します。
まずは、よい睡眠や休憩をとって、体や心を休めましょう。
家事や仕事が忙しくても一日のうちに少しでもリラックスタイムを作るように工夫してみてください。

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◇食事

鉄分を多めに摂り無理なダイエットはやめる

月経の周期が短くなったり、量が増えたり、出血がだらだら続く場合、貧血が心配です。
鉄分を多く摂ることを心がけましょう。
レバーや小松菜、高野豆腐、ひじきなどが鉄分を多く含む食品です。
サプリメントを利用してもよいでしょう。

無理なダイエットは栄養不足を招きます。
ダイエット自体が月経の異常を招いていることもあります。体重を落とすのはゆっくりが鉄則です。

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◇低用量ピルで月経をコントロールする

多少の月経の異常なら治療をする必要はありませんが、周期がバラバラだったり、量がとても多いと、生活をしていく上で不都合な事が多いものです。

そういった時には低用量ピルを使って周期を安定させることができます。出血量もとても少なくなり、ラクに過ごせます。
また、ピルでエストロゲンを補うことになるので体調がよくなり、骨粗鬆症の予防にもなります。

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●これから先をポジティブに生きるために

プレ更年期の時期は月経に様々な変化が現れる頃です。
変化が現れても知識があれば自分にはとってよい方法を選択し、これからの生き方をポジティブに変えていくことができます。

プレ更年期の女性はなにかと忙しいと思いますが仕事や家事の合間にのんびり体を休めたり自分が好きな事をしてリフレッシュしたりしてストレスを減らしていきましょう。

何よりも大切なことは、今から食事や運動、メンタルケアなどを見直し、女性ホルモンを減らさない生活習慣を身につけておくことです。

本格的な更年期を前に今から始めれば10年後の体調、それに生き方が全然違ってきますので出来ることから始めていきましょう。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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