ステップファミリーはうまくいかない?ステップファミリーの悩みと解決策は?
近年の離婚率の増加に伴いステップファミリーも増加しています。
しかし、独身同士の結婚と違い再婚同士、もしくはどちらかが再婚の場合には再婚したときに元夫(妻)との間に子供がいることがあります。
そうなるとどうしても様々な障害が出てきます。
実際にステップファミリーとなった人たちにはどのような悩みがあるんでしょうか?また、その悩みには解決方法はあるんでしょうか
ステップファミリーとは?
最近よく聞かれるようになってきた「ステップファミリー」とはどういう意味なんでしょう?
この単語に使われている「ステップ」は「継(まま)」という意味です。つまり夫婦のどちらか、もしくは両方に連れ後がいる状態のことを言います。
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ステップファミリーの抱える問題
・子供がなかなかなつかない
再婚のときになんとか子供に理解をしてもらい家族になったものの、実際に暮らしていると「パパ(ママ)として受け入れることができない場合があります。
理解していても心がついていかないことは多いようで、どうしても子供と再婚相手の溝になってしまいます。
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・子供との接し方がわからない
自分に子供がいない場合には「継母(継父)」として子供を養育しなくてはいけません。
しかし子育てというのは本当に難しいもの。ましてや子育て経験がないならなおさらです。きちんとしなくてはというプレッシャーと、子供に気に入られたいという気持ちの狭間で悩んでいる人も多いようです。
・我が子との差別化
両方が連れ後がいた場合に、両方の子供を可愛がるつもりでいてもどうしても我が子を大切にしてしまったり、期待をしてしまったりと連れ子と我が子の間に無意識の差別をしてしまう場合があります。
もちろんそんなことを思っていなくても連れ子がそう感じてしまう場合もあります。「あの人は継母(継父)だから私に辛く当たるんだ」と勘違いさせてしまうことがあるようです。
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・実親と比べてしまう
子供が実親の存在を知っていると起きることですが「パパ(ママ)だったらそんなこと言わない!」などと実親と継親の接し方、教育方針に反発してしまう場合もあります。
子供だけでなく、親にもこんなことはあるようで「元夫(妻)ならそんなこと子供にしない!」と思ってしまったり、感情的になったときについつい言葉にしてしまい「本当の親」と「継親」の違いを比べてしまうそうです。
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・初婚のときのように思い通りにいかない
初婚のときには夫婦二人から家族を築いていき子供ができるという楽しみがあったかと思います。
しかし子供がいるとそうはいきません。夫婦二人の時間を取るのにも苦労しますし、あまり夫婦二人の時間を取りすぎると子供との関係が悪くなったりもします。
そのため再婚とはいえ新婚の二人がラブラブな生活なんて送れるはずがありません。
結婚式にも新婚旅行にも子供が一緒になってしまい、再婚相手が初婚、もしくは子供がいない場合には戸惑うことが多いようです。
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ステップファミリーを幸せな家庭にするためには?
ステップファミリーには様々な悩みがありますが、すべての家庭が我慢と苦労ばかりで幸せじゃない・・・何てことはありません。
ステップファミリーでも幸せに仲の良い家庭を築いている方も多くいます。
ではどんな解決策があるんでしょう?
・時間をかける
子供との関係に多くのステップファミリーは悩んだようです。
それは子供と仲良くなろうと焦っているから!なかなか信頼関係を築くのは難しいことだし、受け入れられない気持ちに苛立ってはいけません。
子供も子供なりに実親と継親の間で真剣に悩んでくれています。
「親」として受け入れることができないのであれば「友達」から始めてもらうように提案してみてはどうでしょう?
いきなり「今日からパパ(ママ)と呼んでね!」と言われても子供には理解できませんよね?それなら名前やあだ名で呼んでもらい良き理解者になってあげることで子供は心を開いてくれるかもしれません。
また、相手が初婚の場合には子供との接し方がわかりません。
子育てについても焦らせずゆっくり親になるように努力した方がいいでしょう。
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・相手のことをよく知ってもらう
子供はいきなり現れた人を「家族」として受け入れることができません。しかし、ママ(パパ)が再婚相手のことをしっかりと話をしていると少しずつ身近に感じてくることがあります。
特にシングルマザーの再婚だと継父は仕事などで家にいる機会は少なく、どうしても子供と接する時間が減ってしまいます。
子供にとっては知りたくてもよくわからない人になってしまう可能性もあるので再婚相手のことをたくさん話してあげましょう。
また、再婚相手が子供のことを褒めているのを聞いたら「パパ(ママ)がこんなことであなたのことを褒めていたのよ」ということをきちんと伝えてあげましょう。
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・再婚相手に子供のことを理解してもらおう
これは意外なことかもしれませんが、実は子供の方が再婚相手と「家族」になろうと頑張っているケースがあります。
しかし大人の方が「私は継母(継父)だから・・・」と子供に対して無意識に距離を作って胃しまう場合があるんです。
せっかく子供が近寄ろうとしているのに仕事や継親であることを言い訳にして子供から離れてはいけません。
そのため、再婚相手に子供のことをたくさん話しましょう。
「私の子はこんな子で今日はこんな遊びをした。」「あなたともっと話してみたいと言っていた」など子供の様子や好きなもの、子供が本当は仲良くしようとしていることなどたくさん教えてあげましょう。
もちろんお互いに連れ子がいる場合はお互いに話すことが大切です。
相手の子供のことを知れば相手の子供への接し方がわかってきます。
そうすることで自然と「自分の子」「相手の子」という差別意識は減っていきます。
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・二人の時間を作る
子供と継親なかなか二人っきりになることはありませんよね?しかしコミュニケーションが取れないといつまでたっても馴染めません。
休日に公園に行っている時など少しだけ実親が席を空けて二人っきりの時間を作ってあげましょう。
特にシングルマザーの子供は母親の体力などの問題で肩車や体を使った遊びを思いっきり楽しむことはあまりありません。
なので子供と体を使ったコミュニケーションが取れるようになると距離はぐっと近くなります。
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・実親と比較しない
再婚相手が至らない点があった時に子供の前で実親との比較を口にしてはいけません。
親が口にすると子供も再婚相手につい「パパ(ママ)はこれを許してくれたもん!」と反抗的になってしまうことが多いです。
そのため再婚相手と子供の間に溝が深まってしまいます。
子供がこっそり「前は良かったのに・・・」と愚痴を吐いても起こらずしっかり話を聞いてあげて、今はダメになってしまった理由などをゆっくりとわかりやすく説明してあげましょう。
もちろんこの時押し付けになってはいけません。
再婚相手がどれだけ子供のことを思っているのかも話してあげるといいかもしれませんね。
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【まとめ】
ステップファミリーだからといってすべての家庭がダメになるわけではありません。
多くの悩みや苦労を共有することで本当の家族以上に絆の強い家庭になる場合もあります。
そのためには1ヶ月や2ヶ月では簡単に信頼関係は築けません。実際に子供が再婚相手に慣れるまで10年もかかったという家庭もあります。
子供が成人してからの再婚にもかかわらず子供に反対されて家に帰ってこなくなってしまった。子供が再婚相手のいる家に帰ってくるようになるのに3〜4年はかかった。
というように年単位での長い道のりです。
少しずつ自分達のペースで子供の負担にならないように歩み寄るようにしましょう。
そして幸せな家庭を築けるようになるといいですね。
⇒「我が家はステップファミリー」を読む!
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。