腑に落ちない・・!旦那の週末の過ごし方 ◎私が鬼になったワケ④◎ by ホリー

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買い物帰りに寄った義実家で

まどろむ旦那に

遭遇することだった(真顔

 

いや、お前が娘たちを見てくれてたら

買い物もラクなんだがな。

いや、それよりも

車で買い物に連れてってくれたら

尚良しなんだがな(呆れ

てか

義実家に行くなら

娘たちを連れてって

くれれば良くね?(憤怒

 

この頃の育児内容はほぼ記憶にないが

旦那への呪いの言葉は

今でも鮮明に覚えている(微笑

 

【いきなり言われても困ること】

そんなモヤモヤの中で過ごしていた

ある週末の夜――

旦那は友人スティーブを家に招き入れ

唐突な予定報告からの――

 

突然のオーダー!

 

友人と遊びに行くなら外で食えや(舌打ち

なぜって我が家の食卓には基本

日本の定番メニューしか並ばない。

ほぼウエスタン・フードを作らないので

勿論、在庫もない。

急にスコットランド人用のメシを作れと

言われても困るのだ。

・・・味噌汁と煮魚だぞ?

眉根を寄せる私に

「大丈夫デース☆」

――と、超楽観的な旦那。

 

その結果――

友人スティーブに

私が食べるハズだった煮魚を差し出すも

全く箸を付けて貰えなかったという

苦い思い出だけが残った(遠い目

 

【グラニーへの秘密】

そんな虚しい夕食後――

旦那は私にこう告げた。

 

独身気取りか(真顔

 

 

中学生か(真顔

 

そして、次の日――

旦那はウキウキ気分で

スティーブと出掛けて行った。

目的のサーキットまでは

2時間以上掛かるらしく

この日の夕飯はいらないとの事前報告のみが

私にとっては救いであった。

 

【ただならぬ気配】

その日の夜――

一本の電話がかかって来た。

どうせ「疲れたから今夜はドコかに

泊まるネー」等と言った

旦那からの入電であろう(鼻ほじり

 

私は努めてフラットに応対してみた。

ハロー?

すると、受話器の向こうから

蚊の鳴くような声がかすかに聞こえて来た。

私は再度促すように

ハロー?

と、繰り返した。

すると――

「・・・ハロー・・・

ワタシデス・・・」

やはり「蚊」の正体は旦那であった。

――が、

その受話器越しに漂う

旦那のただならぬ気配に

私は思わず息を飲んだ――

 

私の鬼度 ★★★☆☆(3)

 

次回につづく

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◆今までのお話

私が鬼になったワケシリーズ
作者:ホリー先生

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