セブに留学中の息子に会いに行ったら・・【ADHD息子にも反抗期が訪れる⁉︎①】 by 鈴木セリーナ

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初日、空港まで学校の職員が迎えに来てくれ、私を乗せた車が学校の門を入った瞬間、息子が車に駆け寄って来ました。

 

 

現地の空港に着いてから、「着いたよ」などの連絡は特にしていなかったので、私が着くであろう時間を計算して、門の近くで待ってくれていたのだろうと思うと、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 

【楽しかった数日間】

 

セブ滞在3日目、慣れない水と食事により体調を崩した私を気にして、私の部屋まで暖かいお茶を持ってきてくれたり、私の洗濯物をランドリースペースで洗ってくれ、ルームメイトがいるにも関わらず母親の下着まで自分の部屋で乾かして持ってきてくれるなど介抱してくれて、優しいなぁと感じていました。

学校での息子の様子をヘッドティーチャー(寮母)に聞くと、

「遅刻や授業怠慢によるペナルティやウォーニングが付かないよう、自分でこまめにチェックしており、授業態度も良く、何も問題もない」

と言うので、

“やっぱり息子には海外生活が向いているのだな“

と、日本に戻っていた休み期間の過ごし方を振り返り、改めてそう思いました。

イギリスからの帰国時、日本の学校に通わせてみたところ、イギリスでは当たり前のハグを女の子にして、女の子がドン引くということが学校で問題になったり、あまりなじめていなかったように思います。

そんなこんなで私のセブ到着から約1週間は久々の再会に親子2人、楽しく過ごしていました。

一緒にマッサージに行ったり(現地のアロママッサージは90分で約¥1,000,東京の約20分の1)

私も息子も“土産物“好きなので、息子オススメの土産屋に連れて行ってもらい、

“I♡CEBU”

と、思いっきり書いたTシャツをお揃いで買ったり、映画『Frozen2』(日本題=アナと雪の女王)を観たいと息子が言うので観に行ったりetc…

とにかく楽しく過ごせていたのです。

ところが2週間目のある日、息子のルームメイトと3人で食事に出かけた頃から事態は急変。

その日は、息子たちの住む寮近くのフィリピン料理屋へ行きました。

 

【事態急変】

 

息子のルームメイトは23歳の台湾人の男の子。

 

 

彼は、息子のためにはるばる日本からやってきた私に気を遣い、自分の国のこと、自分の両親が台湾で日本料理屋を営んでいることetc…

写真を私に見せながら

 

 

あれこれ話してくれました。

息子は、私とルームメイトの会話には入らず、不機嫌そうにしていました。

そんな息子にも見えるように写真を見せてくれたり、息子が会話に入れるよう話しかけるなど、さらにルームメイトが気を遣ってくれているにもかかわらず、息子はルームメイトに対しても、

「もうその話しは聞いたよ」「その写真も見たよ」などと言い、悪態をついていたのです。

 

 

そんな態度の悪い息子に対しても、台湾人のルームメイトは優しく、

「そうだよ、トムには前に話したよ。でもトムのママは初めて聞くことじゃん?」

 

 

と、息子を諭してくれていました。

そんなルームメイトの姿を見て、

“あぁ、台湾の青年は、なんと優しいのだろう。

この青年をこの世に送り込んでくれたこの子の両親と神様に感謝‼︎

台湾バンザイ‼︎“

 

 

と心から思う一方で、

“私はなんという、とんでもないやつをこの世に送り込んでしまったのだろう…トホホ”

 

 

と、情けなくも思っていました。

ルームメイトも一緒だったので、とりあえずその日は息子にうるさいことを言わず、食事を終えて解散することに。

ところが翌日、ついに私がブチ切れ、異国の地セブで大暴れする事態に発展します。

 

つづく

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