誰もいない地下駐車場にたった一人残されて。【夫婦トラブルは突然に③】 by Michika
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こんにちは。Michikaです。
◆前回のお話
冷戦状態の夫と子連れドライブ。向かった先は…【夫婦トラブルは突然に②】
前回はなかなかの鬼嫁っぷりをお見せしてしまいましたが、そもそもなぜここまで夫婦仲が悪化してしまったのか。
夫のどこに不満を感じていたのか。
きっかけにあった”あるトラブル”のことも交えて振り返っていきたいと思います。
【初めての海】
昼食を済ませ再び車に乗った私たち。
先ほどまでは、(ちょっと乗るだけのつもりだったため)助手席にいましたが、今度は私も後部座席に移り、娘の横に座りました。
いざ、海へ!
もう車窓からはキラキラ光る水面が見えています。
後は駐車場を見つけて停めるだけ。
娘と行く初めての海。
娘は海を見て、波に触れて、どんな表情を見せてくれるのでしょう。
隣にいる娘の顔を見ながら、さっきまでの沈んだ気持ちが遠のき、わくわくしているのを感じていました。
しかし、夫はあいかわらず駐車場を決めあぐねているようです。
別にどこでもいいから、早く停めてほしい。
でも、夫の優柔不断は今に始まったことではありません。
急にすぐに決めることはできないでしょう。
『今までさんざんそのことで揉めたけど、今は娘との海を楽しむためにも、空気が悪くなる事は避けたい。』
ここはじっと我慢です。
【娘の様子がおかしい?】
すると、ずっと大人しかった娘が急に泣き出しました。
いつでも物分かりの良い娘が大泣きしたので、私も動揺しました。
ちょっといつもとは違うような…
あまりに激しく泣くので、夫も少し動揺している様子。
運転中なのに、これは危ない。
私「チャイルドシートから下ろしてあげたいし、停まってくれるかな。」
夫「車なんだから急に止まれないよ。」
私「とりあえず路肩でもいいし、この通りじゃ難しいなら横道に入るとか?」
『急に止まれないことくらい分かってるよ』という気持ちを抑えて、できるだけ冷静に答えました。
いや、実際には十分怖かったかもしれませんが。笑
まぁ慣れない道なので、なかなか停まれなくても仕方ない?のかもしれません。
その間もあまりにも激しく泣き、様子がおかしいので、危ないけれどひとまずチャイルドシートから降ろして抱っこしてみることにしました。
するとその途端!
€〆\“+※!#*~:@^・々〒[£=…!!
娘、見事なまでの大量リバース!
娘を対面で抱えた私の背中と、シートの背もたれが全てを受け止めました。
どうやら娘は食後に車に乗ったことで酔ってしまったようです。
【困ったことに…】
『どうしよう…着替え持ってない…』
着替えどころか、マザーズバッグもない。
最初から海水浴の予定だったら大きめのタオルも数枚持ってきていたでしょうが、それもない。
吐瀉物を拭き取ることもできない。
どうしよう…落ち着け…落ち着け私!
そしてとにかく本当にもうどこでもいいから止まってくれ、夫!!泣
※次ページに続きます。
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