4歳息子の『やめられない咳払い』を診てもらうため児童精神科へ【チックはある日突然に①】 by まめねこ
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長男は4歳の時に突然、チックを発症しました。
変な癖が出たなーと思っていたらそれが「チック症」だったんです。
種類としては音声チックの中の「咳払いチック」が当てはまります。
ここではチックと分かるまで、そして改善されるまでの経過をまとめたいと思います。
【突然始まった息子の咳払い】
次男誕生から2ヶ月後の1月。
それは突然始まりました。
「んっ!んっ!んん!!」
息子が甲高い声の咳払いをするようになりました。
え、風邪??
熱もないし、食欲も様子も変わりなし。
まぁ様子を見ようかと思っていたのですが、
3日。
5日。
1週間―。
全然症状が治まりません。それどころかどんどん大きな咳払いになっていく。
母「ねえ、喉痛いの?」
息子「いたくないよ?」
母「じゃあどうして、んっ、んっていうの?」
息子「勝手に出るの」
勝手に・・・?どういうこと?
息子の言葉に戸惑いつつ、
「クセになったら大変だから、やめなよ」と言ってました。
あまりに大声で、ん!んん!というときには
「止めなさいって言ってるでしょ!」と強い口調で言うこともしばしば…。
それでも止めない咳払いに違和感を感じ、最初にしたのが「ネットで調べる」ことでした。
【チック症を疑い児童精神科へ】
「4歳 咳払い 続く」と検索して一番最初に出てきたのが
「チック症」でした。
そこに書いてあるのは以下のこと―。
- 4歳~12歳頃の発症が多い
- 女の子より男の子の方が4~5倍多い
- 「運動性チック」と「音声チック」の2種類がある
- 90%以上が1年以内に治るが稀に大人になっても続くことがある
- 原因は神経伝達物質の異常だと言われているが詳細は不明
- ストレスや不安が引き金になることがある
ストレス・・・
だったら、私のせいだ―。
次男が生まれて、4年ぶりの新生児に私はいっぱいいっぱいで、全然長男をかまってあげられていません。
「きっと我慢しているだろうな」と気づいていたのに、声をかける余裕すら失っていました。
寂しいのも悲しいのも、この2ヶ月ずっとこらえていたはず。
息子の気持ちを思うと胸が締め付けられました…。
さらにショックだったのがこの一文。
「チックは叱ったり、指摘することでさらに悪化を招く恐れがあります。」
わざとやっているわけではないものを「止めろ」と言われてもストレスになるだけなんですよね…。
頭の中が怒涛の後悔でいっぱいになりました。
◆治療は特にないのが現実
何とかして治さなくては・・・!
大人になっても、ん!ん!って言ってたらどうしよう。。。
私が息子を病気にしてしまったんだという気持ち、そし今後への不安で頭の中がぐちゃぐちゃでした。
でも、どんなに調べても治療についてはほとんどが「普段通り過ごして経過を見ましょう」ということだけ。
稀にひどい場合には投薬することもあるようですが、基本的には「いつも通りの生活を」とだけしか書かれていません。
藁にも縋る思いで、近くにある児童精神科を受診しました。
※次ページに続きます。
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