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なんと白目、正社員のチャンス?でもその条件はまさかの…【又原さんはマタハラが生きがい!?③】 by 白目みさえ

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みなさんこんにちは。
白目みさえです。

◆今までのお話

【又原さんはマタハラが生きがい!?】

 

今回の求人は「産休の交代要員」だったので
私が早々に妊娠して休まなければならなくなると困るのはわかりますが…。
あまりにも「結婚妊娠のことだけ」しか聞かれないおかしな面接を経て就職した私。

「産休の交代要員」ということなので、産休中の職員が復帰するまでの短期採用というお話でした。
ですからやはり「3年子ども産むな」というのはおかしいのです。
(戻ってくるまで1年は気をつけてね、ならまだわかるのですが…)
しかも「産休の人」が辞めたとわかった今、私はどのような勤務形態になるのでしょうか。

 

【白目の勤務はどうなるの?】

 

なんと契約書には「1年間の契約」との文字が。
どうやら私は「1年間」だけ契約してもらえるようです。

でもそれではさすがにわからなかったので質問してみました。

 

「どうして1年ごとになってるんでしょう…?」

 

 

ちょっとややこしいので少し補足させていただきます。
(うんうんわかるよーって人は飛ばしてくださいね)

たとえば県や市のお金で道路を作らなければならなくなったとします。

でもいくら「県や市が作る」からといって、市役所に座っている人が明日から急に
作業着着てコンクリート混ぜ始めるわけではありませんよね。

こういう場合は県や市が仕事を専門の会社に外部委託します。

福祉的な事業も同じで、私が勤めていたところは「とある業務」を県から委託されていました。
(詳細は伏せさせてくださいね)

でも公的な機関がお仕事を任せるわけですから、えこひいきがあってはいけません。
1年ごとに何社かが集まって
「うちの会社に任せてくれたら、専門的な人材を何人用意できます!」的なことを
プレゼンしあってどこの会社に任せるのかを判断してもらうのです。

過去の実績や人材の質(専門家の人数や経験年数など)、
資金や規模などを考慮した上で公正な判断が行われますが
急に無くなったりコロコロ変わったりすると利用者さんも困りますので、
あまり名乗り出る会社が多く無い場合は、
「じゃあ引き続き来年もよろしく」となることも多いようです。

 

ただ1年ごとに見直しは行われていて、「来年度は別の事業所に」となることもあるので
ここの法人の場合は「非常勤職員は1年ごとに契約」と決まっていたよう。

 

調べれば出てくる話ですし、工事や福祉事業に限らず外部委託は普通にありますが
いちいち公に説明しているものでもないので知らない方は多いかもしれませんね。

 

…って感じのことを又原さんが教えてくれたのです。

 

 

いるじゃないですか。

「そんなことも知らないの?」

って言う人。

いやそら限度がありまっせ?

「コップ洗ったことないんですか?」とか
「挨拶って知ってます?」とか

「あまりにも!」って場合に心の中でつぶやくことはありますけども。

 

言葉に出して本人に言う意味ってあります?

 

そう言われてしまうと新人は次から萎縮して聞けなくなります。
「お前は世間知らずで恥ずかしいやつだなあ」って言われたようで傷つきますし。

社会人なったから言うてなんでもかんでも知ってるわけではないじゃないですか。
就職したらみんな急に悟りでも開くんですか。
誤解してることもあるし、スルーしたままきてしまうこともある。

毎日知らんことに出会うし、誤解にも気づくし、「うっわ恥ずかし」ってことも死ぬほどある。
マナーはマナーでも「それ誰も教えてくれんかったやつ!」みたいなんもある。

そしてAの場面では正解やけど、Bの場面では不正解とかもありますやん。

おたくの常識が絶対に世間一般の常識と一致してるって言えますか?

あとあなたが「そんなこと」と称したそれも、絶対「知った」瞬間がありますやん。
生まれつき知ってたわけじゃないやん。「知らなかった」期間があったはず。
「そうだったんや!」ってなった瞬間が皆それぞれあって、目の前の人はそれが「今」だっただけ。
その瞬間に立ち会ったってだけでしょ?

立ち会っただけで知ったかぶりできるんやったら、立ち会い出産した夫は全員出産経験者やわ。

 

でも又原さんは決して「そんなことも知らないの」とは言わない人でした。

それだけは未だにすごいと思っているし、見習っています。

 

上司というものはそうやって叱るイメージがあっただけに
「そんなことも知らないの」と言わない又原さんはいい人なのかなって思っていました。

 

 

※次ページに続きます。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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