きっかけは『たった一言』 娘との関係にある変化が…!【娘と母と思春期の葛藤③】 by おかゆ
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◆今までのお話
思春期真っ只中、少しずつ変わってきた親子(母娘)の関係に、成長を嬉しく思う気持ちと親離れしてしまって寂しいという気持ちが入り混じり、複雑な想いの母おかゆ。
学校から帰宅するとすぐ自分の部屋に直行。
夕飯やお風呂の時以外は自分の部屋で過ごす娘。
うーん。やっぱり寂しい。
そこで私はあることを思い出したのです。
それは、私が思春期の時の話。
【思春期の私】
別に両親のことは嫌いじゃない。むしろ大好き。
ただ、一人の時間も好きになった。
音楽を聴いて好きな人を思い浮かべたり、イラストや漫画を描くのも好きだった。
だから自分の部屋が好き。
私が中2の時に父親が長年勤めた公務員(市役所)を定年退職し、家にはずっと父がいる。母は専業主婦なので、もちろん家にいる。
その日(冬の日でした)は学校から帰宅すると両親が居間にいて、コーヒーを飲んでいた。
私は受験生だったこともあり、すぐに自分の部屋に行こうとした。
その時…
何気ない母の一言。
コーヒーを受け取り、居間で両親と一緒にコーヒーを飲んだ。
寒い冬に母の淹れた温かいコーヒー。
家族3人同じ部屋で、父と母は談笑してて。
私は一人の時間も好きだったけど、家族で過ごすこういう時間も好きなんだなって気づいた。
母の淹れたコーヒーは少し薄めだったけど美味しかった。
それからたまに、こういった家族の時間が増えていった。
……
と、こんなことを思い出したのであります。
(母の淹れるコーヒーは私に合わせてなのか、いつも薄かった)
授業や受験勉強で疲れて、ストレスも溜まっていた毎日に、ホッと心が温まる時間なのでした。
そうだ、今の私も娘にも、こんな時間があってもいいんじゃない…???
いいよね????
※次ページに続きます。
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