◆今までのお話
幼い頃の私が父から体罰を受けていたことを殆ど覚えていなかった母。

「全く覚えていない」その事実に衝撃を受け、これまで全く子どもの頃の体罰の話を話題に出してこなかったことを後悔すらしました。
そう考えると、以前に父が言っていた過去の否定…。
当時は父なりに後悔して、体罰をしていた自分を恥ずかしく思い、そんなことは無かったことのように誤魔化しているのだと思い込み、それ以上追求することも深掘りすることもありませんでした。
人は数年間に渡る記憶を丸々消すことが出来るのか?
そんなことがあり得るわけがない、本当は覚えているに違いない と、信じきっていたからです。
※次ページに続きます。
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