【ファミコン世代だった私】


私も本当はゲームが欲しかったんです。友達と同じ話題で盛り上がりたかったし、大好きなキャラクターのゲームでも遊んでみたかった。
でも、結局ファミコン以降もゲーム機を持つことはなく、大人になった今でもほとんど遊べません。
だからこそ、自分に子どもができたら「同じ思いはさせたくない」と思っていました。
みんなと同じ遊びを楽しんだり、友達との会話に入れたりするのも、子どもの成長には大切な経験だと思っていたんです。
いよいよその時が来た――と思っていたのですが!
【特別なプレゼントとして】

買ってあげると決めたものの、わが家は決して裕福ではありません。
だからといって、何でも簡単に買い与えるのではなく、ちゃんと特別な日に渡したいと思っていました。
ちょうどクリスマスとお正月が近かったので、そのタイミングでプレゼントすることに。
でも、ゲーム機って思った以上に高いんですよね……!
少しでも安く買えないかと、チラシを見比べたり、あちこちのお店を回ったり、毎日のように調べていました。
そんな、ある日の同学年のママさんからゲームで起きたトラブルを聞きました。

ゲームの紛失、盗難トラブル。
息子はその子と遊ぶことが無かったので、問題は起きなかったが
不安を感じました。
◆その後、無事にプレゼントを用意し思ったのは…

家のローンを返しながら毎月やりくりしているわが家にとって、子どものおもちゃに2万円は決して安い買い物ではありませんでした。
それまでのクリスマスプレゼントは、立体パズルやレゴなど、高くても5,000円前後。それが一気に4倍近い金額になるのです。
「必要なものだから買ってあげたい」という気持ちに迷いはありませんでした。でも、その値段を知って考えさせられました。
どの子も欲しがるものなのに、とても高価で、小さくて持ち運びも簡単。
「なくしたらどうしよう」「壊れたらどうしよう」。さらに、ゲームソフトも気軽には買い足せません。
価格を知ったことで、ゲームをめぐるトラブルが起きるのも無理はないのかもしれない、と初めて実感しました。
ちなみに、私が同じくらいの年齢だった頃、クリスマスにもらったプレゼントは500ピースのジグソーパズル(1,500円くらい)でした。