セレブになったヤンキーママ、息子のイギリス留学を決意した経緯 by 鈴木セリーナ
鈴木セリーナと申します。
見に来ていただけて嬉しいです。
17歳で妊娠、18歳で息子を出産、離婚、再婚―――あれ、あれ?
を繰り返していたら、いつの間にか息子は16歳になっていました。
最近は、人の子を見ては、“あ〜こんなことあったんだっけ?”とか思う一方、息子が小さい頃は、ただ忙しく、私もまだ若く、余裕も無かったので、息子にちゃんと、目をかけ手をかけ可愛がりたかったなぁと後悔したり(笑)
ひょんなことから、こちらで連載させていただくお話をいただき、息子との思い出を綴ることになりました。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
セレブになったヤンキーママ、息子イギリス留学を決意した経緯
前回は「今考えたら怖い!ヤンキーママの出産」について振り返りました。
そうして生まれた息子はその後、無事にすくすく(?)成長するものの、
息子6歳の時、私の叔父がオモチャ代わりに息子に与えたパソコンに入ったウィルスを駆除したり、ゲーム攻略ブログ人気ナンバーワンになったりする不思議な能力を持つ少年になりました。
10年後に知ることになる、ADHDの兆候
その不思議な能力は、当時まだ幼かった息子が使うには、善悪の判断が付かないことも多々ありました。
¥5,000で仕入れたゲームソフトの言語を組み換えて、ゲームスタート段階から最強に設定したソフトに改造し¥8,000で学校の友達に売却し、PTAで問題になるなど、彼のおこす問題は、ケンカしたなどの障害問題ではなく、こういったものばかりでした。
PTAの方々からは「友達に商売をしかけるなんてダメだ!友達だったら無償でやってあげる、そういう心をはぐくむべきだろ。」
と言われていましたが、
私は会社経営者なので、ゲームの改造はダメにしろ、友達であっても商売は商売、技術料をもらって当然だと考える彼の行動が、なんとなく理解できる部分はありました。とはいえ、当時私の会社は急成長のさなかだったので、週に一度は会議中に息子のことで学校に呼び出される生活を続けるわけにもいかず、
「俺はミスターフツーの人。」と言い切る元夫(二番目)には息子の行動が理解不能だったようでノイローゼ気味になっていて夫婦ともに悩んでいた頃、
友人の大手ゲーム会社専務と、私の秘書が息子の留学を勧めてくれました。
留学という選択肢
ノイローゼ気味の元夫は、更生寄宿舎戸塚ヨットスクールも検討していたことを当時の秘書に打ち明けると
「社長…あなたの会社は今急成長の真っ最中です。急成長中の企業創業者の息子が更生寄宿舎で更生中となるとさすがに体裁悪いのでぜひ、坊ちゃまは留学に…
それに、彼の持つ才能は、国外でこそ生きると思うんです。」
と言って、留学センターの資料を持ってきてくれた。
留学…
たしかに、〝更生“より〝留学”のほうがカッコいい。
私たち夫婦(元)はそう考えた。
でも、当時息子はもう9歳。物心がつく年頃。
「問題を起こしたから面倒見れなくなって俺を追い出したんだろ!」
などと後でグレられても困る。
というのも私たち家族は、PTAにギャンギャン言われながらも、家族仲は良好だったのです。
そこで私たち夫婦(元)は考えました。
本人に選ばせたらいい!
そう!本人が〝自分で決めた“とさえ思ってくれたらこっちのもんだ!
次回「※ヤンキーママからセレブママ!息子イギリス留学という選択第2話」につづく
プロフィール
鈴木セリーナ
大分県出身。田舎のお嬢様として育てられるが、
15歳でドロップアウト、17歳で妊娠、18歳で出産。
20歳で上京しチャンスをつかみ、ヤンキーママからセレブママへ。
最近になって息子がADHDであることを知った。
著書「元銀座No.1ホステスのおじさん取扱説明書」amazon、全国の書店で発売中!
SerenadeTimes https://serenadetimes.com/
レンタルブランドサービス「わたしのすてきなクローゼット」
https://serenadetimes.com/mycloset/ プロデュース。
アラサー女性人気ナンバーワンウェブマガジンMINEにておじさん取り扱い講座」連載中。
作家、作詞、楽曲プロデュースを行うマルチクリエイティブプロデューサー。
インスタグラムserenasuzuki0120
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Twitter Serena_Suzuki01
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鈴木セリーナプロデュース
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