子供の性別が希望と違ったらどうなる!?最も後悔したこととは【子供の性別、希望と現実②】by 鶏岡みのり
こんにちは、鶏岡みのりです。
前回、現在は娘に絶賛デレデレ中の私が、昔は「子供は男の子がいい!」と思っていたこと、妊娠中に「子供は女の子」と言われて大ショックを受けたところまで書きました。
そんなショックを受けた私はどうしたのか。
そして、何を一番後悔したのか?
【帰り道、悲しみを引きずる】
病院の帰り道。
バスで泣く。
人生初、バスで泣く。
イラストではちょっと大げさに描きましたが、実際は周囲の人にバレないようにベソをかいたぐらいです。
もし、周りの人が私の異変に気付いていたらかなり焦ったでしょう。
なんせ、病院の送迎バスだったので。
病院から帰るバスで泣いている人がいたら何かあった感がえげつないです。
【家族にも迷惑をかける】
その日の夜。
ショックを受けている私を必死でなだめる夫。
ちなみに「女の子もきっとかわいいよ」より「オレは女の子の方が嬉しい」の方が、私としては慰めの効果は高かったです。
「女の子もかわいい」というのはどれだけ言われようがまだ実感の持ちようがないのに対し、「女の子の方が嬉しい」は事実としてそこにあるし、せめて喜んでくれる人がいた方が私としても嬉しい。
しかし・・・。
不毛な争いも勃発。
実は、私と夫は「子供は一人っ子がいいよね」と話していたのです(理由はいろいろありますが体力面や経済面、考え方など)。
でも、とりあえず気休めでもいいので「もしかしたら次は男の子ができるかもしれないよ」と言ってほしかった。
しかし夫は変わらず一人っ子希望なので下手なことは言えないと、決して二人目のことは言いませんでした。
今思うと、そりゃ夫の行動はごもっともなんですけどね。
そんなこんなで、子供の性別のことで夫をほとほと困らせてしまったのでした。
まぁ、どうしようもないことなので、翌日にはどうにか私も落ち着きましたが・・・。
【後悔したこと】
子供の性別のことで当時、一番後悔したことは何か?
「もっと産み分けをしっかりしていればよかった」ということでしょうか?
いいえ、いろいろ考えて、産み分けは自分でできる範囲のことだけにしようと思っていたので、そこに後悔は全くありませんでした。
では何かというと・・・。
友人達に「男の子が欲しい!」と言ってしまっていたこと。
「子供が女の子だったよ」と報告したら、きっと「あ、希望が叶わなかったんだな」と思われそう。
それが嫌だったのです。
もちろん友達はそんなこと言いません。
ちょっと思ったとしても、べつに悪い意味ではないでしょう。
でも、当時の私はとても後悔してしまいました。
同情されたら嫌というか(しないと思いますが)、悔しいというか、子供にも申し訳ないというか、説明が難しいのですけど。
テレビで妊娠中の女性芸能人が出ていた時、「子供の性別はどっちがいいですか?」という質問に
「どっちでもいいです。女の子でも、男の子でも、ゲイでも」
と答えていて、「確かにそうだなぁ、私も友達にそう言えばよかったな」と後になって思いました。
【そのまま時は過ぎて】
子供の性別が希望と違ったことについて、その後は口にすることはありませんでした。
しかし、ネットでは度々「子供が生まれてみたら、聞いていた性別と違った事例」
を検索していました。
その状態のまま、出産の日を迎えます。
続きます。
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