過保護な姑の『お世話欲』に苦しめられて・・【嫁姑戦争を見て育ったために、自分も姑と仲良くできなかった話②】 by 白目みさえ

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◆姑の 暴走内容 やってくれたこと

・旦那が仕事の日はほぼ毎日来る(来れない日は「行けなくてごめん」と連絡アリ)

・妊婦健診は毎回同伴(送迎付き)

・引っ越し荷物の荷ほどきをさせてくれない(姑が片づけてくれる)

・散歩に行こうとすると「何かあったらいけないから」とついてきてくれる(家の周りでも)

・買い物に行かせてくれない(送迎もしくは姑が代理に・コンビニも不可)

・掃除させてくれない(掃除用具持参で来る)

・ゴミを持って帰る(ゴミ袋が有料なため)

・洗濯物をたたんでくれる(パンツももれなく)

 

もう、なーんもせんでいい。実際そう言われました。

ちなみにこれは出産後も続きます。

退院してからも姑は「お世話欲」をさく裂し続けてくれていたのです。

姑は本当に100%善意だったと思います。

多少…いや…まあまあありがた迷惑なところもありましたけど(笑)

嫁や孫を大切にしようと思ってくれていたはず。

でも、そのとき魔女の呪いが発動したのです。

私の頭の中にこんな声が響きはじめました…。

 

「お前はダメなやつだ」

「人に頼らなきゃなにもできない」

「周りは面倒がっている」

「姑に手伝いをさせるなんてダメな嫁だ」

「女しか生んでないのにエラそうに」

 

私が記憶もないころに聞いていた言葉なのか

魔女が言いそうなことを私が捏造していたのかはわかりません。

もちろん実際には姑はこんなこと言っていません。

でも姑が来てなにかをするたびに、頭の中にこんな声が聞こえる気がするのです。

姑が来るとこうなるので、私はもう姑に来て欲しくないと思いました。

少しくらい大変でも、自分でするほうがマシだと。

 

でも、そうするとまた…ちがう声がこう言うのです。

「やってもらって感謝もできないのか」

もう八方ふさがりですよね。

 

【それから私は間違った方向に…】

子どもが寝たから寝たい気持ちはあっても…

姑が来るまでに部屋を片付けておかないと、またあの声に責められる…

そう思いながら私は必死に家事をこなす日々を過ごしていました。

 

もはや子どものためでも姑のためでもありません。

遠く遠く離れて今はほとんど関わりのない魔女の呪いと

私はずっとずっと戦い続けていたのです…。

 

ところがある日―――

次回へ続く

 

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