
死を覚悟するほどの緊急事態。それでも姑に頼れないそのワケは?!【嫁姑戦争を見て育ったために、自分も姑と仲良くできなかった話③】 by 白目みさえ
<広告>
◆前回のお話
過保護な姑の『お世話欲』に苦しめられて・・【嫁姑戦争を見て育ったために、自分も姑と仲良くできなかった話②】
【私の身体に異変が…!】
これまでに感じた事のない痛みが私の頭を襲いました。
立っていられない…。
動こうとすると気分が悪くめまいがする…。
その場に倒れこんで必死に痛みを逃がそうとするも、痛みは増すばかり。
こんな体験は初めてでした。
本気で「死」を覚悟し、頭の中をたくさんの「イヤな未来」が通り抜けました。
長女が物心がついた頃に「母親がいないこと」を悲しむ姿。
そして、私という存在のことはきっと覚えていないこと。
長女のはじめて笑った顔。
はじめての寝返り。
はじめてのおすわり。
はじめてのたっち。
はじめて「ママ」と呼んでくれる日。
歩く姿、走る姿、鉄棒で初めて前回りができる日。
遠足のお弁当。
発表会、運動会。
卒園式や入学式。
受験や成人式。
私はどれも見られない…。
どれも一緒にできないかもしれない…。
スヤスヤ幸せそうに眠る長女を横目に
私は涙があふれて止まりませんでした。
※次ページに続きます。
<広告>
★フォローして白目みさえさんの最新記事をチェック!

<広告>
<広告>