2歳5ヶ月、指摘された発育遅れ【娘の発達障害⑨~ここからすべてが動き出す~】 by SAKURA
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明らかに気を使われている空気になります。
自分がマイナスな考えにならないように、必死になって踏ん張っていた私は、
その空気になってしまう質問がうんざりでした。
私は保健師さんに、いつものように「2語文はまだです」と答えました。
すると、無言になった保健師さん。
あ、また気を使われる…そう思った私は、こちらから
言われる前に、言われるであろう言葉を自ら口にしました。
それは本当に楽観的だったわけではなく、自分を保つための策でした。
【初めてかけられた言葉】
母子相談を終え、すぐ帰りたくなかった私が、その場で涼んでいると、
母子相談をしてくれた保健師さんが、近づいてきました。
それまで、人から「気にしないように」と声かけをされ続けていた私が、
初めてかけられた「問題への指摘」の言葉でした。
保健師さんは続けて、
「発育に遅れがありますので、専門のカウンセリングを受けてもらえませんか?」
と言いました。
いつかは指摘されるのだろうと…どこかで思っていたけれど、
まさかこの日だと予想もしていなかった私は、呆然としました。
「やっぱり言われた…」と、ショックな気持ちと、
「やっときたか…」と、現状がやっと動き出すという、期待にも似た気持ちが、
ごちゃまぜになって、自分でもよくわからない感情でした。
カウンセリングの予約が取れるまで待つことになり、放心状態で家へ帰りました。
ここから、娘と私の日々が、動き出すことになります。
続く…。
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