妊娠初期、レッスンに行くまでの電車が鬼門【ママが着付け師の資格を取るまで⑨】 by ぴなぱ
ページ: 1 2
その日は結局着付け教室には事情を話してお休みし、駅の医務室みたいなところで少し休ませてもらってからUターンして家に帰りましたが、困ったことにその後毎回電車に乗るたび同じように倒れそうになるようになってしまったのです。
脳貧血のような感じで、妊婦健診で相談すると妊娠中にはよくあることで特に問題があるわけでも治療でどうにかなるものでもないとのことでしたが、転倒すると危険なのでそこは気をつけるようにと。
「来るかも⁉︎」というのは直前になんとなくわかったので、人から教わった対策を試したり、どうしようもないときはとりあえずその場でしゃがみ込んだりするようにして、1度目の時のような倒れ方はその後しませんでしたが、それでもいつ来るかいつ来るかと思いながら電車に乗るのは毎回緊張しました。
【気を付けながら通い続けた着付け教室】
危ないと思ったら途中下車して休んだり、座っていても症状はありましたが転倒防止のためできるだけ座っていける各駅停車に乗ったりしていたため、結局着付け教室には遅刻してばかりに。先生方と相談してしばらくの間30分ほど遅れていくことにさせてもらい、朝長女を送った後一度家で休憩してから出発するようにしました。
それでもダメそうな日はお休みさせてもらい、他の日に補講をしてもらったりしながら妊娠初期の数ヶ月を終え、妊娠中期になるとなぜかパタっと症状が治まったので普通に通えるようになりました。
仕事や外せない用事ではないのだから負担はなるべく避けた方がいいのでは?とも思いましたが、その一方でこんな風に自分のために時間を使えるのは今だけかもしれない…という気持ちもあり。
2人目ということもあり、産まれてからの大変さや不自由さがわかっているからこそ、今のうちに!と思って躍起になっていたのかもしれません。
自分だけの身体ではないので線引きは難しいですし、次女が問題なく産まれてきてくれたから言えることでもありますが、私はあの時ぐだぐだながらも習い事を続けていてよかったと思っています。
続きます。
◆今までのお話
★ママが着付け師の資格を取るまでシリーズ
★単身赴任と2人目妊娠シリーズ
★子どもの健康アクシデントシリーズ
★第二子が産まれてシリーズ
⇒作者:ぴなぱさん
⇒ブログ 猫の手貸して~育児絵日記~
⇒しくじり育児エピソード大募集!
ページ:
1 2
★フォローしてぴなぱさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。