海の中で静かに起こっていた『娘の異変』【夏の海水浴でおこったヒヤッと体験 後編】 by あん子
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◆前回のお話
小1の夏休み、海へ家族旅行に出かけたら・・【夏の海水浴でおこったヒヤッと体験 前編】
次女が私のもとへ何かを言いながら走ってきました。
どうしたのかな?
と思っていると
ええっ!!浮き輪が破れたの?!
「本当だ、破れてる。もうこれは使えないね。」
通常なら海水浴場には海の家などで浮き輪が売っているのですが
ここは穴場のスポットなので、シャワー室があるぐらいで浮き輪を販売している場所はありませんでした。
浮き輪を買いに行くなら一旦、車で外へ出て行かないとなぁと思っていたんですが
次女は、お姉ちゃんの浮き輪につかまるから大丈夫だと言い
「じゃ、この破れた浮き輪、よろしくねー!」
と言い残し、またお姉ちゃんと夫がいる海へ行こうとしました。
「待って、待って!
お母さんも一緒に行く!
海はプールと違って波があって浮き輪がないと危ないから、足が届かない場所で遊んだらダメだよ!お父さんとお姉ちゃん、お母さんの近くから離れないでね!」
と伝えると
「わかったー!」
と言って一緒に夫とお姉ちゃんのもとへ向かいました。
家族みんなできるだけ離れず沖の方には行かないように気をつけて
波打ち際で遊んでいました。
すると
「お母さーん!もう少し深いところ行っていい?」
と長女が言いました。
波打ち際では浮き輪がぷかぷか浮かばないとのことでした。
長女と次女が移動し
長女の浮き輪に次女がつかまって
バタ足をしたりして遊んでいました。
しばらく遊んでいると
浮き輪からいつの間にか次女が離れていました。
少し手をバタバタさせているけれど
そんなに変わった様子もなく
まっすぐ立ったまま
いつもより静かだな
疲れたのかな?と思っていたのですが
顔は出ているし
そんな深い場所ではないので大丈夫だと思っていました。
※次ページに続きます。
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