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突然のセブ島ロックダウン‼︎ケンカしてる場合じゃなくなったバカ親子の帰国 【ADHD息子にも反抗期が訪れる⁉︎⑥】 by 鈴木セリーナ

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◆前回のお話

セブに留学している息子との親子ゲンカの結末は?【ADHD息子にも反抗期が訪れる⁉︎⑤】

 

【セブ島のコロナ事情(初期)】

 

前述の通り、10歳からイギリスに留学している息子。

昨年秋から、フィリピンはセブ島に移住しております。

が、しかし…。

 

 

セブ島在住から約半年経った今年3月末、COVID-19の影響により帰国を余儀なくされ、ここ数ヶ月は日本で過ごしております。

昨年末の、セブ島での大ゲンカ(私鈴木セリーナの大暴れ)エピソードから3ヶ月、日本からは、やれティッシュが手に入らないのアルコール除菌グッズが手に入らないのという情報を耳にしておりましたが、

同じ頃のセブ島では、それらのグッズを手に入れるのになんら苦労しない。

なんならどこにでもあるという雰囲気だったので、次日本に帰った時に「みんなにお土産にするか」ぐらいで考え、買い物に行く際は、手に持てる限り多くの除菌グッズを買っていたので、息子に「また除菌買うの?ホント好きだよねぇ」と言われ、私も「いや、今一番喜んでもらえるお土産なんじゃね?」などと話していました。

セブ島で知り合った現地の友達も、日本人の友達も

「なんかコロナウィルスとかいうのが猛威をふるっているらしい。でも、私たちには関係ないよね〜。」

くらいで過ごしていたんです。

 

【事態急変】

 

ところが3月半ばの金曜日、事態は急変。

第二のトランプと呼ばれる、フィリピンの名物大統領ドゥテルテ氏が、「明後日の日曜日から、マニラロックダウンするから」と言い出したんです。

それでも、緩やかな生活に慣れたセブ島の人々は「へぇ〜マニラロックダウンか。怖いよねぇ」などと言っていましたが、なんとなく私は勘が働き、まず息子に電話し

明日、日本に帰る準備して。なんなら英語が苦手な友達連れて航空会社で帰国手続きしてあげな。」

と言うと、「え〜なんで?今日セリーナんちのビーチに友達連れて遊びに行くって約束だったじゃん?今さら断れないから勘弁してよ。セリーナはいなくてもいいから、ビーチだけ入れるようにしておいて。」と帰国を拒否する息子。

 

こいつと話しても仕方ないと考え、マニラロックダウン発表後から通常の倍の値段に高騰し始めた成田行きの航空券を急いで購入。

1時間後、息子の学校から、“学校を一時閉校するので全員国に帰るように”という内容のメッセンジャーが来て、ようやく「なんかヤバいみたいだね。友達の世話しにフィリピンエアのデスクに行ってくるわ。」と焦りだす息子。

 

 

「だからさっきから言ってるじゃん?」

と思いつつ、我々親子の航空券は1時間前にゲットできたので、まずはひと安心。

息子の学校の日本人スタッフから電話があり、「今、日本人生徒を日本に返すため、スタッフと手分けしてフィリピンエアラインとセブパシフィック(日本からセブ島へ行ける航空会社はこの2社のみ)のオフィスに行こうとしているのですが、オフィススタッフと話ができる人手が足りないので、トムくん(息子)を借りても良いですか?」

と言われ「どうぞどうぞ。やっぱそうですよねぇ。あの人、さっきまでビーチで遊ぼうとしてましたよ。呑気よねぇ。」

と言うと、「本当ですか⁉︎けっこう生徒さんみんなパニックしてますけど…。」

ですよね。

 

 

マニラがロックダウンするということは、第二の都市セブも近い将来、当然ロックダウンするであろうと考えることが妥当。

息子よ…。一体君はどんだけ呑気なんだい?

とか思いつつ、学校からタクシーで30分ほどのフィリピンエアラインオフィスに向かった息子一行の様子が気になったので電話してみることに。

 

※次ページに続きます。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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