息子にキレてしまった母。一人で家を飛び出した後は…【自閉症長男あーのお勉強事情。⑤】by よいこ
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◆前回のお話
ついに来た限界の日。癇癪を起こす息子を置いて私は…【自閉症長男あーのお勉強事情。④】
【小さい頃の思い出】
もちろん、オットがいたからできたことです。
そういえば、今まで一瞬でも家出ってしたことなかったな。
(家庭内家出はしょっちゅう てか毎日してるけど。)(別部屋避難)
限界限界もう限界。
あーが2、3歳の頃、発達障害児の育児の第一の山場で、本当に毎日大変でした。
外出すれば何をしでかすかわからず、手も繋いでくれず、癇癪も激しく、
在宅していても家を荒らされるし、
常時イライラピリピリ。緊張感半端なかった。
あの頃オットも忙しくて完全ワンオペだったし…。
そんな中、誰もいない道をお散歩するのが母子の唯一の息抜きでした。
人に迷惑をかけず、多動気味なあーの気を紛らわせることができる唯一の娯楽だったのかもしれない。
わたしも家にいるとついつい携帯触ったり、家事したりであーにきちんと向き合ってあげられなかったので、母子共々、暑さがひいた夕方のこの時間を楽しみにしていました。
そんなことをふと、夕陽に向かいながら歩いていたら思い出してしまって…。
本当に大変だったし、
今の方が断然楽にはなっている。
今大変な思いをしているお母さんたちには温かい声をかけたい。
わかる。わかるんだけど、
…宿題のなかったあの頃に戻りたい。
ただ可愛くて、生きていれば正解だったあの頃に。
元気で生きていてくれればそれでいいって思ってたのにな。
なんでこんなことになっちゃったんだろう。
あれもこれもなんでできないの?
って思っちゃうんだろう…。
※次ページに続きます。
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