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48時間も続いた陣痛。生まれた子供の顔を見て思ったことは… by うみ

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【長男妊娠時】

 

既に予定日を4日ほど過ぎ、前日の診察で噂の「グリグリ」をしてもらい、その日の夕方おしるしがあったものの痛みもなく、そのまま就寝。

次の日、朝6時頃痛みがきて病院に電話しました。
「予定日も過ぎてますし、入院セット持って来院してください」と言われ、用意をして病院に向かうと、着いた頃には本格的な痛みが10分おきに。

子宮口もかなり開いているとのことで、このまま順調に進んでいくと思っていました。

 

ところが、NSTのメーターが振り切れるような陣痛が5分おきにくるものの全く破水せず、助産師さんが毎回「夕方までには…」「暗くなる頃には…」「日付変わる頃には…」と、どんどん予測を更新していき…

担当の助産師さんは、出来るだけ一緒に頑張りたいと交代の時間が過ぎてもギリギリまでついていてくれたのですが、そのまま交代を見届け、朝、また担当の助産師さんが出勤してこられてもまだ陣痛と戦っていました。

さすがの助産師さんも「まだ産まれてなかったのね」と驚いていました(笑)

 

その日の昼前には促進剤を投与して進めることが決まり投与しましたが、破水までいたらず。追加で投与しても状況は変わらず、ただただ痛みと戦っていました。

助産師さんから「これ以上促進剤を投与するとお母さんも赤ちゃんも危ないので、ここからはまた様子を見ます」と言われ、その頃にはわたしはもうボロボロでした。
(かなり髪を振り乱していたので産後クシが通らないほど絡まりまくって、さらに点滴の針を入れていたところは、ぶつけたのかと思うような青アザが退院後まで残りました。笑)

 

そうこうしている間に夜勤の助産師さんが出勤してこられ、内診している最中に破水。(もう破水した感覚もなく助産師さんに言われて自覚。笑)

夜勤の助産師さんと残ってくれていた日勤の助産師さんに見守られ分娩室に移動して、やっと産めるという安心感から分娩台で一瞬寝落ちするも10分で出産。

あんなに陣痛痛かったはずなのに、会陰切開の痛みの方が記憶に残ってるわたし(笑)

 

出産記録を書いてくれた夜勤の助産師が「どっからを陣痛時間に数えたらいいのか…、48時間ってちょっと長すぎるしね~、24時間半にしとくね。」と言い母子手帳には24時間半と記録されています。

 

陣痛室で少し体を休め、助産師さんに歩いて病室行けるか聞かれたので、「大丈夫です」と答えてベッドから降りると足に力が入らず、そのまま崩れ落ち車イスで病室まで運ばれました。

 

出産当日から母子同室を推奨している産院でしたが、助産師さんから「今日は休んで」と言われ旦那と2人病室で寝ましたが、旦那は爆睡、わたしは寝付けず…。
(この時無理にでも寝なかったことを次の日後悔。)

ともあれ、とにかく濃い出産になりました。

 

次の日、長男の顔を見て親バカ全開。「2人目も頑張って産もう」って思いました。

助産師さんも記憶に残る出産だったようで2年後2人目を妊娠し病院に行った時、担当して下さった助産師さんに「うみさん、もう2人目なのね~。あの時の子がもうこんなに大きいなんて~。」と言われました。

生まれた長男は超がつくほどのマイペース。
「だから陣痛長引いたんだな」と旦那と話してます(笑)

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⇒作者:うみさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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