『ヤンキーママからセレブママ』を撤回します。【17歳(当時)息子の家出②】 by 鈴木セリーナ
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【10代あるある 都合が悪いと逃走を試みる】
この当時息子は16歳でした。
他の子よりも成長が遅かった息子にとって、このあたりが第二次反抗期の始まりだったのかもしれません。
その後、何度か彼の悪態について指摘をしては、その場を立ち去ろうとし、元夫に止められる、お次はプチ家出…。
と、だんだん反抗期は悪化していたのかもしれません。
ただこの第二次反抗期、良い時と悪い時の差が激しいことも、大人が振り回される要因ではないかと思います。
良い時は、本当に仲が良いのです。
「あのさーちょっと聞いてくれる?」とか向こうから言われると、母としては嬉しい。
かと思うと急に「俺は今までずっと我慢してた」と言われ悲しい。
いろいろ他のご家庭と違ったかもしれませんが、18歳という年齢で、一人の命をこの世に送り出したという責任感から、「あの親にしてこの子あり」とか、「お母さんが元水商売やから息子もろくなもんやない」とか言われぬよう、息子の成長と共に私自身もこのままじゃいかんと思うようになり、大学入試検定(今の高卒認定試験)を取得し、水商売を辞め実業家になり、男性の力を借りず、自分の実業で稼いだお金で「息子にも、より良い教育を」と留学させてきましたが、息子を思う気持ちが強く、いつからか歪んだ愛情を息子に向けるようになっていたように思います。
「さよなら」と言う息子の言葉に
私なりに一生懸命やってきたのだけどな、と思う一方、
責任感と、自分がダークサイドに堕ちていた時のようになってほしくないという思いから、息子が転ばぬようにいつも先回りをして、息子自身が痛みを知り、学習する機会を奪う=過保護にしていたことに深く反省する日々です。
家出をし、ろくなことをしていないと思われる愚息。
いつ、警察やトラブルと一緒に戻ってくることやら…。
とほほ…。
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鈴木セリーナプロフィール
大分県出身。
田舎のお嬢様として育てられるが、15歳でドロップアウト。
17歳で妊娠〜18歳で出産を経験。
20歳で上京しチャンスを掴むと、ヤンキーママからセレブママへと大躍進。
子育てが失敗に終わりつつあることに気づき、自身の子育て媒体を『子育て失敗チャンネル』へと改名。
著名人との対談集
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漫画家
-能登ひなみプロフィール-
北海道出身。高校卒業後、地元で就職するも組織の中で働くことは自分には無理と思い知り、上京して漫画アシストタントに転向する。
青年漫画の可能性を信じ、自身も青年向け漫画を主に手がける他、結婚出産後は育児をテーマにエッセイ漫画をSNSで発表している。
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