わがまま親子が罵りにやって来る…!【カメ戦争①】 by うにわさび

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団地に住んでいたのは3歳から18歳まで。

子供時代のほとんどは団地で過ごしました。

 

今考えると、当時の団地という環境はすごく良かったです。

車は通らないし、公園は沢山ある。

過疎化して今は埋め立てられましたが、私が子どものときはプールがありました。

使われなくなってからもカルガモが来たりして楽しかったです。

緑が多く木に登ったりしてもよくて、自然が身近にありました。

毎年お祭りや餅つきがあり、自治会主催の映画上映会やお泊まり会もありました。

同世代の子が沢山いて毎日遊ぶ相手がいましたし、親同士の付き合いを間近で見る機会も多かったです。

子供が体力と社会性を育むのに凄く適した環境だったと思います。

しかし、ご近所付き合いが必要不可欠だったためにトラブルを耳にすることは多かったです。

 

ララちゃんはわがままなことで有名な子でした。

ララちゃんの言う通りに遊ばないとララちゃんが怒り出すので一緒に遊んでも楽しくなくて、同世代の子達はあまりララちゃんと遊びませんでした。

ララちゃんも言うことを聞く、従順な子と仲良くしたかったらしく、同級生を遊びに誘うことはありませんでした。

 

なので、基本的には関わることなく生活できていたのですが、遊び場が限られていたため行動範囲は同じで、遊具やスペースを巡ってララちゃんが怒り出すことが時々ありました。

私のお友達のたまちゃんは、争い事を避ける落ち着いた子で、「面倒だから譲ろう」と言うことが多く、私もそれに従い大事になることはほとんどありませんでした。

それでも数回は私が応戦してしまったり、つかみかかられて振り解いた時に「痛い!!」と騒がれたりしてトラブルになることがありました。

 

ララちゃんは思い通りにいかないと、すぐに親を出してきて、親同士の喧嘩に発展させました。

うちの親は争い事は苦手だったのですが、ララちゃんの親には100%は折れずに多少応戦してくれていたような記憶です。それでも「わたしから話しておきますー」と折れた雰囲気を出したりしないとララちゃんのお母さんが帰らないので、折れることも多く、憤りを感じました。

しかし、憤りよりも「やべえ家族だ!!関わるべきじゃない!!」と子供ながらに防衛本能が働いてララちゃんとより一層距離を置くようになりました。

 

そんなララちゃんと団地の住民による

可愛い亀さんを巡る出来事を描きたいと思います。

つづく

 

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