<広告>

団地に響く怒鳴り声。怒鳴り込んできた親子【カメ戦争③】 by うにわさび

ページ: 1 2

<広告>

   

 

 

おおかた、ララちゃんが遊びに夢中で亀のことを忘れて帰宅して、夜になって亀がいないことに気が付いたんだろうと思います。

 

 

直接見ていませんが、記名があったそうです。

 

 

団地には夏しか使われないプールや小さな池があり、亀が結構いました。

お祭りの時にはミドリガメすくいという出店があり、(モナカですくうやつ)ペット禁止の団地でしたが、亀の飼育は認められていたので、飼ってる人が多かったです。

そして無責任に捨てる人がいて、池やプールに住み着いた亀もいました。

立ち入り禁止のため近くで見ることはできませんでしたが、運が良いと遠巻きに亀を見ることができました。

 

 

【決定的な証拠】

 

みんなこの亀が誰のものでもなく、ヒロくんの家で飼われたらよいなと思っていたと思います。

けれど結局、記名があったそうで、亀はララちゃんの元へ帰って行きました。

 

亀が可哀想だと泣くヒロくんから、所有欲や自分勝手さは感じませんでした。

ただただ亀に対する優しさや愛情を感じました。

 

しかし、所有者が判明した以上、それは返すべきなのです。ヒロくんのお母さんや他の大人たちは誰もヒロくんを責めず、ただ、返すしかないと伝えていました。

 

ヒロくんのお母さんは、何度もララちゃんに「亀さんとお散歩するのは良いと思うけど、ちゃんと見ててあげてね。置き忘れたりしないでね??」と言っていました。

ララちゃんは「盗まれるから二度と家から出さない!!!」と言い返していました。

ヒロくんのお母さんは穏やかな人なので、苛立った素振りはなく、ヒロくんの背中に手を置き、悲しげに部屋に帰って行ったのでした。

 

しかしその数日後、またヒロくんの家にララちゃん親子が乗り込んできたのです。

 

つづく

 

~第一話はこちらから~

<広告>

すくパラNEWS公式YouTubeチャンネル毎日更新中!
チャンネル登録お願いします!

フォローしてうにわさびさんの最新記事をチェック!

うにわさびさんの記事一覧
⇒instagram @uniwasabi_m

しくじり育児エピソード大募集!
しくじり育児

 

ページ:
1 2

フォローしてうにわさびさんの最新記事をチェック!

---------------------------------------------
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
<広告>

「うにわさびさんの記事をもっと読む」

 - トラブル, 女の子, 子育て, 小学生, 男の子 , ,

<広告>



 - トラブル, 女の子, 子育て, 小学生, 男の子 , ,


  関連記事