再び始まったクラスメイトへの無視。私がとった行動は…~消えない記憶~【いじめの加害者と被害者の経験③】 by もち
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やっぱり向こうの小学校から来た子達は素行が悪い…というレッテルを私の中で貼ってしまいました。
それでもグループ行動を解消することもできず相手に合わせつつ過ごし、中学2年生の1年間を終えてクラス替えなく3年生に進級しました。
3年生になると、今まで何個もあった女子のグループは学校祭を境に2つの大きな集団になりました。
おとなしめグループと、にぎやかなグループ。
2つに分かれているものの、学校祭で一致団結したおかげで2つのグループは仲良くなっていたにも関わらず、何がきっかけだったのかわかりませんがいつの間にか私たちの教室内では不穏な空気が流れるようになりました。
ある日の朝。
教室に入っていつも通り真弓たちにおはようと言って席に着いたあと、他のクラスメートが入ってきておはようと言ってるのが聞こえましたが、
ドアの近くにいた真弓達の返答がない。
ドアの方を見るとあからさまに無視していました。
その瞬間、ハッとしました。
「始まってる」と気づきました。
何が気に入らないのかわかりませんが、突如として無視が始まった瞬間でした。
中学1年生の頃の悪夢再び…
首謀者は見るからに真弓。
それを擁護する梨香子。
同じグループの好からか、私と浩子は仲間外れにされることは“まだ“ありませんでした。
もう美穂の時のように誰かを傷つけたくない。
そういう想いがある反面、一人になるのが嫌だという気持ちもあり葛藤していました。
でも結局二人に合わせて悪口を言ったりふざけてスカートを捲ったりと、嫌がらせに加担して保身に走ってしまいました。
それでも罪悪感がずっと駆け巡り、
少しずつ2人のいじめ行為に加担する回数を減らし、いじめの対象にされた友達に普通に話しかけ始めました。
そういった私の行動が気に入らない真弓。
真弓:もち、なんで無視しないの?
私:え…無視する理由何もないし…
私部活あるからもう行くね!バイバイ!
真弓:…。
真弓:自分だけいい子ぶりやがって。
つづく
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。