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1歳を過ぎた頃、それまで笑顔を見せていた娘から表情が消えた...【長女ななの発達の話④】 by まめすけ

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ななは、1歳までは離乳食は何を用意しても食べてくれて
「おいしいねー」と笑顔で首をかしげる可愛い仕草もしていました。

ちょうど1歳の誕生日を過ぎたあたりから、
好き嫌いがはっきりしてきて
大好きだった豆腐はべーと出すようになり、
離乳食の本を見ながら、これも成長なんだねと
微笑ましく思っていたくらいでした。

しかし、嫌いな食べ物の時だけではなく、
普段も無表情になることが多くなりました。

大好きだった、テレビの子供向け番組の踊りも、ただボーッと眺めているだけ。

お気に入りの絵カードを見て「わうわう」と発していた喃語も消えました。

ラッパを吹いたり、木琴を叩いたり、太鼓を叩いたりなどの
楽器の音を鳴らすことはよくしていましたが、

なな自身から声が発せられること自体が極端に少なくなりました。

そして、名前を呼んでも振り向かなくなりました。

聞こえていないようにも、聞いていないようにも見えました。

常に、他のことを考え込んでいるような様子で、

どこか上の空で、

1歳前までは名前を呼ぶと手をあげたり、
「1歳!」と指を出したりしていたことも

まるで全てが、なかったことになってしまったかのように、
別人になってしまったかのように、

無表情な日々が続いていきました。

 

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⇒作者:まめすけさん
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