頑張ってきたけれど母の心にも限界が。そんなとき相談員さんが…【長女ななの発達の話⑳】 by まめすけ
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相談員さんは、すごいなと思いました。
母親の気持ちのちょっとした変化に気付いてくださって。
この頃の私は、「この子は一気に喋り始める時が来そう」と
何人もの方に言われていて、
それが希望の光のように、とても励まされていました。
でも、現実は2歳半を過ぎても何の単語も出てこない娘と毎日を過ごしていました。
ママも、マンマも、ワンワンも、はっきりした単語は喋りませんでした。
時々、喃語に近い、意味を聞き取ることは出来ない声を発するくらいでした。
喋らないだけではなく、1歳まで笑顔で自然にやっていた
「1歳!の一本指」、「電話もしもし」、「美味しいねに合わせて首をかしげること」など、
色々なジェスチャーも、喜怒哀楽の表情も、なくなっていました。
言葉ではうまく言い表せないのですが、
心が地の底に落ちてしまったかのように、絶望感が重くのしかかり始めていて
娘の将来を、とても心配しました。
1歳前はとても笑う子だったということが、
より辛かったように思います。
日常にあったことが無くなり、
それを取り戻したくても、方法が全くわからない。
おうち療育も色々試してみても、ちゃんと刺激になっているのか、
どこか変わり始めているか、実感がない。
母親として、なんて無力なんだろうと、
魂が抜けたようになっていた時期でした。
相談員さんの前では、今までと同じように話をしていたつもりでしたが、
隠しきれていなかったのか、察知してくださって、
この後言われた言葉が、私とななを大きく変えてくれることになります。
(続く)
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