
同時に引き取った2匹の子猫。そのうちの1匹に起こった不測の事態【ありがとう〝おまんじゅう〟猫のおまんじゅうと歩んだ17年間のお話①】 by はなうさ
すくパラをご覧の皆さま、こんにちは!
はなうさです。
本日から新シリーズになります。
今回は【ペットの死】についてがテーマです。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
すくパラで連載していた台風で被災したお話でもちょろっと登場した我が家の猫「おまんじゅう」
実は、今年2021年2月に永眠しました。
17歳だったので人間だと84歳(‼︎)
どういう形でお伝えしようか悩みましたが、こちらの連載で登場したご縁ですくパラに描かせて頂こうと思います。
おまんじゅうと過ごした17年の間に、私は結婚し、子供を授かり2人の男の子のママになりました。
いつも私の足元や膝の上にいたおまんじゅう。いまだに足元に擦り寄ってくる気配を感じることがあります。
まずはおまんじゅうとの出会いから振り返りたいと思います。
【同棲してからすぐにやってきたおまんじゅう】
おまんじゅうが我が家にやってきたのは旦那と同棲してすぐの頃。
里親募集サイトのご縁で引き取らせていただきました。
その時おまんじゅうはまだ4ヶ月。
予定日時に引き取りに行くと…
【もともと引き取る予定だったのはおまんじゅうではない子だった】
おまんじゅうは5匹兄弟で、3匹はすでに引き取られており、残すところあと2匹の子猫が競うようにしてご飯を食べている所でした。
「この子がお引き渡しする子です」
そう言われた目の先にいたのはオス猫。
そうです。私たちはおまんじゅうの弟か兄にあたるオス猫の「おだんご」を引き取りにこの日来ていました。
「最後のこの子だけまだ行き先が決まらなくて」
そう、お家の方が心配そうに眺める先で、おまんじゅうはガッツガツごはんを食べていました。
途中チラチラとお互いの食べっぷりを確認し合う二匹。
「時間大丈夫ですか?」
そうお家の人が心配する横で、これが兄弟で食べる最後の晩餐だと思いゆっくり見守っていた私でしたが…。
二匹同時に引き取って帰ってきた。
なんだか、二匹を引き離してはいけない気がしたのです。
二匹がごはんを食べ終わる頃には決意が固まっていました。
予定外でしたが、二匹が我が家にやってきてからは楽しくて、賑やかで、癒しの毎日でした。
寒くなってきて二匹で固まって寝ている姿を見るとああ、やっぱり一緒に連れて来てよかった。そう思いました。
しかし…
※次ページに続きます。
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