私が1人暮らしを始めると実家の父に変化が…~面接で倒れる~【バラバラになった家族⑪】 by ワンタケ

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以上「面接で倒れる」でした。

 

【家族のせいにすんな】

 

「うちは貧乏だから美大なんか無理」と不貞腐れて就職をしましたが、今になって思うと自分の頑張り次第では何とかなったように思います。

逆を言うと「お金があったとしても、努力不足で入れない」状況だったはず。

周りの子が学校に通っている様子を見ては羨ましい気持ちになっていたのですが、それももう遠い昔になったもんだとしみじみ思います。

歳を重ねるごとに、若さ特有の呪縛から解放されてめっちゃ楽!

 

仕事は映像編集の助手からスタートをしましたが、最初は雑用ばかりで華やかなオフィス街のド真ん中で、掃除機を抱えて横断歩道を渡ったりする日々が続きました。

それでも知らない事ばかりなのが新鮮で、とても楽しかったと思います。

不貞腐れて就職をした割に希望通りの職に就くことができたのは、若さと時代のお陰かもしれません。
それにしても携帯でネットができないような時代に、毎日往復4時間もよく通ったものです。

 

【離れた方が上手くいくのか?】

 

「実家を離れてはいけない」と勝手に思い込んでいたけれど、実際に離れてはいけない理由はどこにもありませんでした。

歳が離れた妹の事はとても心配だったけれど、妹ももう中学生。(もう中)
知らない人に簡単に連れ去られてしまうような体格でも無くなってきた上に、ソフトボール部に入り変な遅さの球を投げては周りをザワつかせるようになった妹を実家に残して、私は一人暮らしを始める事になりました。

元々プレハブにいることが多かったためか、それともただそういう性分なのか、1人暮らしは何ら困る事はありませんでした。

 

「ここまで快適だと、逆にもう人とは暮らせないな…」というくらい一人暮らしに慣れた頃に父から電話があり、家では聞かなかったような明るい声に驚きました。

まるで仲が良かったあの頃の父が戻って来たみたいでした。

 

息を殺して存在感を消していた父が突然目覚め、明るい様子で「バイトを始める」と言っている。
「逆に私が近くにいない方が良かったんか?」というくらいの変わり様でしたが…

この目覚めがまた父を暗闇へと引き摺り込んでいきました。

 

という訳で次回「なんて恐ろしい世界」に続きます。

以上、家族からの電話連絡は表情が見えない分、直接聞くよりも衝撃的に感じるなぁ…と思い返すワンタケがお送りしました!

 

つづく

 

~第一話はこちらから~

 

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