突然の家出!祖父母の話を聞いてしまった娘の心境【娘が学校に行きがりません⑤】 by あん子
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◆今までのお話
娘が不登校になった原因は私の子育てにあるという義父。
その言葉に私は…
「確かに…お義父さんのおっしゃる事も
ごもっともです。
私自身、自信を持って子育てできているのか…と言われたら
そうではありません。
子育ては、育児書通りにはいきませんでしたし
今も毎日手探り状態です。
娘が生まれてから
幼稚園…そして小学校に入学してからも
突然の発熱や友達関係や先生、勉強のこと
心配することがたくさんありました。
それでも娘が
毎日笑って過ごせることが私の幸せなんです。
お義父さんやお義母さんが息子さんのことを大切に思って子育てされてきたように
私も娘が幸せになれるようにと子育てしています。
それは自信をもって言えます。
決して仕事だからと娘をほったらかしにしているわけではありませんし
いつでも娘のことが気がかりです。
娘が学校を行きたがらなくなって
不登校になったときには…
私もなぜ行かないのか…
遅刻してでも学校に行けるんじゃないのか…
スクールカウンセラーとの面談もフリースクールに通うことも嫌がりますし
なんで?どうして?
と受け入れることができませんでした。
でも…
学校に行かないという選択をした娘は、
すでにたくさん悩んで…
苦しんで…
頑張りきった後の状態ではなかったのかと
あとから思ったんです。
はたからみたら怠けてる…甘やかしている
と見えるのかもしれませんが
起立性調節障害や子どもの不登校の本をたくさん読んで
どうやって娘に向き合ったらいいのかを
ずっと私なりに考えてきました。
みんなが進む正規のルートだけではなく
寄り道したルートでもいいんじゃないかなと
葛藤や焦りはもちろんありますが
少しずつですがそう思うようになりました。
今は、本人がエネルギーを充電しているのだと捉え
助けが必要であればみんなでサポートしていく…
そういうスタンスで待つというのは、どうでしょう?」
と伝えたその時
娘が私たちの会話を聞いていたのです。
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