仕事から帰ったら休む間もなく家事をして…余裕のない私が口にしてしまった言葉【三男育休後、職場復帰して物忘れが激しくなりミス連発した話⑤】 by 寺中
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それを聞いた母が私を責めました。
「二度と帰ってこなくていい」
「子供がいなければよかった」
そんな気持ちで言ったわけじゃないのです。
ただ、もう少しだけ一人で、静かな家で…
晩御飯の準備を済ませ、5分でもいい、ソファーに座って一息つきたかったのです。
ただの愚痴なのです。
「毎日お疲れ様」
って言って欲しかっただけなのかもしれません。
しかし正論を返してくる母に対して、余裕のない私は感情が爆発してしまいした…。
母を「あんた」呼ばわりです…。(今考えたら本当ひどい)
ニコニコしていたい、居心地のいい家にしたい、子供の気持ちに寄り添いたい…。
自覚していた事を指摘された悔しさと、思っていても上手くできないもどかしさでカッとなって言い返してしまいました…。
一度キレてしまうと止まれません…。
「子供に寄り添って…。」
と母から指摘されましたが、私だって子供の時は母に対していろいろ不満に思っていた事があったのです。
実母は私が産まれて3ヶ月から復職し、祖父母がわたしの面倒をみてくれていました…。
忙しそうにする母に、子供ながらに気をつかって良い子に振る舞おうとしていた記憶が蘇りました…。
そう、ちょうど最近の長男と同じような気持ちだったのです。
子(わたし)から母(実母)に投げかけた酷い言葉はそのまま、息子の気持ちを代弁して自分に言いたい言葉だったのかもしれません。
辛辣な言葉に実母は黙り込んでしまいました。
口を開き何かを言いかけてやめ……涙目になって私を見つめた後
家を出て、実家に帰って行きました…。
私は「言い過ぎた」なんてその時は思いませんでした。
(今、当時を思い返して漫画にしてみてものすごく酷い事を言ったな…と反省するとともに謝罪の気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい)
この時は毎日必死だったし、自分の中で精一杯やってるつもりだったのです。
賞賛こそされても、非難されるいわれはないと思っていたのでした…。
続きます
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