衝撃の展開!大人になった元同級生たちに、あの頃の『いじめ』のことを聞いてみると…【悪意と無関心に囲まれた日々⑲】 by ちくまサラ
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キョトン顔の2人に、私もキョトン。
なんと2人とも、私がいじめられていた記憶がないと言うのです。
本当に覚えてないみたいで2人ともちょっと困ってたので、これ以上長引かせるのもな…と思い、その話は終わりにしました。
でも、心の中はモヤモヤ。
この2人は、確かに当時の私のいじめには直接の関わりはありませんでした。
手紙の回し読み事件の時、彼らが廊下に出たのかどうかは私も覚えていませんが(6話参照)、分かりやすく無視してくるとか、ニヤニヤしながらチラ見してくるとか、そういうことをされた記憶はありません。
ただ、私に話しかけることもなかった。
当時の私にとっては「いじめの事情は知ってて、見てるだけの傍観者」のカテゴリーでした。
男子ならまだ、百歩ゆずって当時「知らなかった」可能性もあるけど、女子はさすがに「知らなかった」はないんじゃない?
でも嘘をついてるようには見えないし、
もしかして私の記憶が捏造されてて、されてないことをされたと思い込んでるとか、そういう可能性もあるのかな?とまで考えました。
私は、自分の記憶を確かめるために、ナミちゃんに電話してみました。
ナミちゃんとは、進路で離れ離れにはなったけど、大人になってからもずっと細く長く連絡を取っていたのでした。
続きます。
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