ちくまサラと申します。
今までのお話
同級生たちの、私のいじめに関する記憶がなかったことに衝撃をうけた私は、
ナミちゃんに連絡してみました。

もし全てが私の記憶の捏造だったらどうしようと本気で心配だったので、
ナミちゃんの言葉を聞いてホッとしました。

言われてみれば、A本さんとナミちゃんは同じ高校だったな…と思い出したのですが、
同じ部活で、しかもA本さんが普通に話しかけてきたのは初耳でした。

私は怒ることもできなかった。
また仲間外れにされるのが嫌で、怖くて、いじめの件を蒸し返すことなんてできなかった。
自分の中に信念を持って貫けるナミちゃんのことを本当に尊敬しました。
しかし…
※次ページに続きます。
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