ちくまサラと申します。
今までのお話
私の靴に入っていたナミちゃんの手紙を見られていたことが発覚しました。

クラスに居場所がなかった私の、唯一のよりどころだったナミちゃんとの手紙。
一体いつから読まれてたんだろう?
何のためにそんなことするんだろう?
ナミちゃん、手紙読まれちゃってごめん…。
そんな気持ちがグルグルしていました。

「次からはナミちゃんの教室に行く」という約束どおり、ナミちゃんのクラスに行った私は、
昨日の放課後に見た光景を話しました。
話を聞いたナミちゃんはもちろん、ナミちゃんの友達も、憤慨していました。

怒った彼女たちは、そのまま私のクラスに文句を言いに行くと言い出しました。
私は焦って止めたのですが、
「悪い事してるのは向こうだから遠慮することない」
「ちくまさんは守るから」
と、私のクラスに向かいました。
※次ページに続きます。
<広告>
