
いじめが終わった後、母から告げられた驚愕の事実…【悪意と無関心に囲まれた日々⑱】 by ちくまサラ
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ちくまサラと申します。
今までのお話
私へのいじめがなくなってしばらくして、私の雰囲気が以前と違ったことを感じ取ったのでしょうか。
母が私を呼び止めました。
珍しく私の表情を伺うような感じで、
もういじめられてないの?と聞いてきました。
あー、それが聞きたかったのか…。
私が答えると、母は安堵したように息を吐きました。
そして、意外な言葉を口にしたのです。
私のいじめ問題で、「胃が痛くなるほど悩んだ」と。
私は驚きました。
だって、常に私を監視して怒ってばかりだった母が、まさか心配していたなんて思ってもいなかったからです。
私を叱っている時の、鬼のような母の顔は、とても心配しているようには見えませんでした。
そして母は、さらに驚くべきことを口にしました。
私がいじめられている時に、たまたま開催された保護者懇談会。
懇談会がきっかけで私のいじめが母にバレるなら…、と、先手を打っていじめを告白したものの、母を怒らせただけで結局何も起こらなかった懇談会。(7話~9話参照)
その懇談会で、母は私のいじめの話をしていたのでした。
※次ページに続きます。
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