惨めな気持ちになった1歳半健診。発達検査の再テストで言われたことは…【発達のんびりな息子の1歳半健診⑤~最終話~】 by みつけまま

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前回からの続きになります。

色々な出来事が起こりながらも、何とか一連の検査を終えることができた息子の1歳半健診。

そして最後に残されたのは、一番最初に「再テスト」を言い渡された発達検査のみとなりました。

案内されたのは、大部屋の一角をパーテーションで仕切っただけの簡素な作りの部屋だったのですが…

 

 

再テストの内容は、積み木と鉛筆での殴り書きの二種類でした。
正直、「よりによってなんで一番できなさそうな殴り書きが選ばれるんだ…」と内心絶望していたのですが…

 

 

その保健師さんの雰囲気はとても柔らかく、再テストに戸惑う私達に対しても決して「そんなこともできないの?」という態度を表に出してくることもなく。
そのおかげか私も息子も次第にリラックスすることができたのだと思います。

 

そして、しばらく積み木を触っては机に置いて…を繰り返していた息子は、
時間をかけてようやく積み木を上手に積む姿を見せてくれたのでした。

鉛筆での殴り書きこそ最後までできなかったものの、検査用の鉛筆を手に持っては私や保健師さんに嬉しそうに「どうぞ」してくれたり、
保健師さんが「今度はナイナイ(お片付け)してみようか」と優しく声をかけると自ら筆箱に片付ける…といった事までしてくれたのです。

 

また、「こんな所で息子は集中できるのかな?」と不安に思っていた簡素な検査会場も、
最初の会場以上にしっかりと出入口までパーテーションで区切り閉ざされていたのが息子にとってはかえって良かったらしく、
先程のように走り出そうとしたり周りの声に気を取られる事無く検査を受けることができていました。

それもこれも、私達を急かしたり冷たい言葉をかけることなく優しく見守ってくれた保健師さんのおかげだと思った私。

 

「この人になら息子の発達のことを相談できるかもしれない…」
と、思い切ってもう一度息子の発達についての不安を話してみたのですが…

 

 

 

私が求めていたのは、多分こういった具体的なアドバイスだったのだと思います。

これまで「どうしてうちの子はできないのだろう」とばかり嘆いていたことを、この時ようやく「まだまだ今の時期では焦ることは無い、できなくても仕方ないんだ」と考え直すことができるようになりました。

あれほど重たかった気持ちが、スっと軽くなっていくのを感じました。

 

保健師さんの判断によって、息子が2歳を迎える頃に再度市の保健師さんから私宛に電話を掛けてもらい、
息子の発達状況や発語の有無について話を聞いてもらう事が決定され、今回の発達検査は終了しました。

 

…そして時間は流れ、息子が2歳を迎える頃…

 

 

※次ページに続きます。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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