「私が作ると不衛生?!」キャラ弁熱が冷めたきっかけ【キャラ弁が苦手な話④~最終話~】 by まゆ
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私の中のでずっと、不衛生だな、と思っていました。
いや違うんです!(なにが)
器用で上手な方は、食材にベタベタ触らずとも可愛く仕上がったり、衛生管理もきちんとされてるだろうから心配いらないと思います。
でも私の場合、ズボラなゆえ、キッチン管理も自信がなかったし、より良くしようと修正や手直しで食材を素手で触る頻度がどうしても増えて。
そこに少し引っ掛かりを感じていました。
全然上達しないし、衛生管理のこともあって、だんだんキャラ弁熱が冷めてきました。
子供も普通の弁当を嫌がるというわけでもなかったので、作る頻度も減っていきました。
そんなある時、再びお弁当参観のお知らせが。
もうキャラ弁熱も冷めてるし、子供のリクエストも別になかったのでお弁当参観はキャラ弁ではない、普通の弁当を持たせることにしました。
参観で他の子のお弁当を見ても、キャラ弁の子はそんなに多くありませんでした。
チラホラいるけど、普通お弁当の方が断然多かったです。
他の子の弁当を見て…
キャラ弁は多くないけど、思ったことがありました。
周りの子のお弁当、なんかまとまりがいいというか、可愛いんですよね。色鮮やかで美味しそう!
センスが良いと言うんでしょうか。
私の作ったお弁当と全然違いました。
今まで全然上達しないキャラ弁の腕でしたが、キャラ弁どうこうじゃない、
弁当作りの才能がないんだ!
ということに気づいてしまったのです。
致命的です。
キャラ弁どころじゃない。
改めて考えてみると、美味しそうで見栄えの良いお弁当って難しくないですか。
ブロッコリーひとつとっても、鮮やかな色になる茹で方やちょうどいい形を選ぶセンスがいるし、隙間をいかに上手に埋めるかも結構技術がいりますよね。
何をどこに詰めるかでも見た目を左右される気がします。
きっと、センスがある人は中身が昨日の夕飯の残り物だったとしても綺麗で可愛くできるんだと思うんですよね。
私は弁当作りの才能がないんだってことに気づいてからは、もう背伸びするのはやめました。
でも子供には少しでも可愛くて美味しそうなお弁当を持たせたいという思いはあるので、
頑張るベクトルを変えました。
少しでも配色をよくするために、ピックやカップ
の鮮やかな原色に頼ったり、ご飯はおにぎりにせず、(私が握るとなんか歪むから)普通に詰めて、ふりかけにこだわったり。
子供の喜びそうな既製品の可愛いかまぼこを入れてみたり、海苔パッチンを使用したり。
そうして私のキャラ弁作り生活は終わっていきました。
ただ、可愛いキャラ弁を見るのは好きだし、作るのも嫌いではないので、ネットで観賞用として見たり、家でお皿の上で気まぐれに作ってみたりして楽しんでいます。
読んでくれてありがとうございました!
完
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