出産まで入院?!考えが甘すぎた!「嗚呼…難産体験記~2度目の妊娠 前置胎盤⑧~」 by はみる
◆ウテメリン点滴の副作用
翌日、一般病棟に移動。妊婦部屋がいっぱいで、産婦さんの部屋の入りました。子宮貼り止め剤の「ウテメリン」の副作用がピークで、かなりグロッキーでした。
昨晩は陣痛の叫び声で眠れませんでしたが、この晩は赤ちゃんの泣き声で眠れませんでした。この時はかわいいと思える余裕もありませんでした。今にして思えば、ママたちのほうが大変だっただろうけど・・・。
二晩ほど産婦部屋で過ごし、次の日に妊婦部屋に移りました。そのころから少しずつ点滴の副作用に慣れてきました。
◆前置胎盤の入院期間に驚いた!
点滴の副作用は、4,5日もすればすっかり慣れました。トイレや洗面への歩行は入院当初から許可されていました。移動範囲は入院病棟のワンフロアのみです。
出血は救急搬送の日以来ないし、点滴の副作用もなく、お腹も張らないし、すっかり健康体な気でいました。
はみる「先生、どのぐらいで退院できますか?一時帰宅とか・・・」
先生「いやいや、一時帰宅なんてレベルじゃないですよ!はみるさんは前置胎盤ですので、子宮口付近に胎盤がありますから、子宮口付近は妊娠週数が進むと伸びてきて、胎盤が剥がれやすくなるんです。また、子宮口付近は筋肉が収縮しにくく、一度出血すれば止まりにくいので大量出血につながるんです。そうすれば母子ともに危険な状態になるんですよ。申し訳ないですが、出産までは安静入院が必要です!はみるさんはおうちも遠いですしね。もしまた警告出血があってからあわてて病院に来ても、取り返しがつかないですからね。」
先生「安静が一番の薬ですよ。赤ちゃんのためにがんばりましょう!」
・・・と先生に言われました。それってまるで、常に爆弾抱えてるようなもの!?
私の考えは大甘だったようです・・・。
⇒作者:はみるさん
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