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兄弟は病気も一蓮托生!うつしあいの末、下の子は…【子供たちの病気①】 by 山田あしゅら

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長男一郎と三男三郎の年齢差は6歳。

 

それはど年齢が近いわけではありませんでしたが

3人のうち誰か一人が病気になると

必ずうつってしまうのです。

 

長男が咳をしだせば

次男もそして三男も。

 

小さな子ほど抵抗力がないものだから

下に行けば下に行くほど症状は重くなっていたような気がします。

 

一番顕著だったのが『水疱瘡』

当時はまだ三郎は生まれる前でしたが

初っ端にかかったのは長男一郎。

水疱瘡の流行期でしたので

通っていた幼稚園でもらったか

もしかしたらその前に行った病院でうつったのかも知れません。

 

小児科に連れて行くと

先生から「2週間後に弟にも出るよ~」と言われました。

 

すると

先生の忠告通り

キッチリ図ったように…

 

一郎の方はさほどひどくなかったのですが

弟の二郎は頭の先からつま先まで「これでもかっ」というくらい

水泡が出来、痒くてなかなか夜も眠れません。

やっと寝つけたと思ったら

ずっとうわ言言ってたくらい。

 

子どもが小さなうちは病気はつきものですし

どんなに気をつけていても

兄弟どうしの『うつしあいっこ』は避けようがなかったみたいです。

 

今では立派なおっさんになった息子どもですが

今も昔もこうやって

みんな色々難関を通って大人になっていくんだなとつくづく思います。

 

次回は

その中でも最難関だった

三男三郎が『はしか』にかかった時の話を書こうと思います。

 

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⇒作者:山田あしゅらさん
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