診断、そして想像以上に大変な治療の始まり【肛門周囲膿瘍治療記録②】 by あざみ
こんにちは
前回の続きです。
↓まだの方はコチラから
①悪化したら手術も!?過酷なケアが必要な男の子に多い病気【肛門周囲膿瘍治療記録①】
生後2ヶ月の頃、お尻に謎のオデキが
できてしまった次男こごろう
調べてみると「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」
という病気にたどり着いた。
時間があれば病気について調べた。
でも調べれば調べるほど怖い事ばかり出てくる。
同じ病気にかかった人の実体験などの情報も
当時はほとんどなかった。
私は不安でたまらなかった。
とにかく、一度小児科を受診してみる事にした。
すると
やはり肛門周囲膿瘍だという事が発覚。
オデキの中に膿が溜まっていると痛むので
通常は局所麻酔をして切開等の処置が施される。
しかし、こごろうの場合
幸いにも小児科へ行く前日にオデキが破れて
自然と膿が出てきたので切開する事はなかった。
私は病名がはっきりと確定し少し安心したものの
この先こごろうはどうなるのか…
もし手術になったらどうしよう。
また別の心配に襲われた。
その心配をさえぎるように
小児科の先生は私にこう言った。
家庭でのケアが大切
この病気の治療で一番大切なのは
家庭でのケアをどれだけ徹底できるか。
まずひとつめに大事なケアが
「お尻を清潔に保つこと。」
そしてもうひとつが
「膿を溜めないこと。」
オデキの中に何度も膿が溜まると
オデキと直腸の間のトンネル「痔ろう」が
出来てしまう可能性が高くなる。
そうなってしまうとすなわち、
手術が必要になるという事だ。
こんな小さな体で手術なんて…
考えただけでも辛すぎる。
そうならないために
家庭でのケアを徹底する事が大切だと教えてもらった。
その方法とは
毎回お尻を洗う事。
オムツが汚れたら毎回石鹸で綺麗に洗う。
ウンチだけでなく、もちろんオシッコをした時も
綺麗に洗ってあげる必要があると言われた。
私はその日からさっそく言われた通り
こごろうのお尻を綺麗に保つことを始めた。
それは、簡単な方法に思えたが
実際は想像する以上に大変な作業だった…
続く
次回に続く
◆今までの記事はこちらから
悪化したら手術も!?過酷なケアが必要な男の子に多い病気【肛門周囲膿瘍治療記録①】
★フォローしてあざみさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。