悪化したら手術も!?過酷なケアが必要な男の子に多い病気【肛門周囲膿瘍治療記録①】 by あざみ
こんにちは
皆さんは肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)という
病気をご存知でしょうか?
ざっくり言うとお尻の穴の近くに
オデキが出来る病気の事を言います。
実はうちの次男が生後2ヶ月の頃
この病気にかかってしまいました。
現在は完治していますが
当時はとても過酷なケアが必要でした。
その経験を記事にまとめ
数パートに渡りご紹介していきます。
同じ症状でお悩みの方の参考になればと思います。
【頭の中は「肛門」でいっぱいの時期】
次男のこごろうは赤ちゃんの頃
とにかく1日に何回もウンチをする子だった。
それもちょびっとずつウンチを出すので
しょっちゅうオムツを交換していた。
赤ちゃんだから少しずつウンチして当たり前、
当時の私はその事に何の疑問も持たなかった。
しかしある日の事、
オムツを変えようとお尻を見ると
こごろうの肛門の横に赤紫色に腫れた
オデキが出来ている事に気づいた。
すぐに私はインターネットで症状について調べた。
すると
肛門周囲膿瘍?
聞いたこともない病気にたどり着いた。
肛門周囲膿瘍とは赤ちゃんに多い病気で
そのほとんどが男の子。
オデキの中に膿がたまって痛むので
機嫌が悪くなってよく泣いたりするようになる。
膿が溜まると痛いので、膿を出すために切開などの処置をする。
また、ウンチをする時痛むので泣いたり
少しずつしか排便が出来なくなる。
この時、初めて頻回にウンチする理由が分かった。
1歳までにほとんどが完治するものの
稀にオデキが出来たところから直腸まで
トンネルが出来てしまい(これを「痔ろう」という)
手術が必要になるケースもある。
調べれば調べるほど怖いことばかり書いており
私の頭の中は肛門の事でいっぱいになった。
もし、痔ろうが出来てしまい
こごろうが手術になったらどうしよう…
オムツ交換が足りなかったのだろうか…
どうしてもっと早く気づいてあげれなかったんだ…
私は自分の事を責めた。
けど、悩んでいても仕方がない。
とにかく病院に連れて行き症状を見てもらう事にした。
この日から、私とお尻の戦いが始まるのであった…
次回に続く
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。