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藁にもすがる思いで行った母乳相談室【貧乳母の母乳育児⑤】 by ぺぷり

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すくパラ倶楽部をご覧の皆さま、こんにちは。
おませな6歳娘と、自由人の4歳息子を育ているずぼら母のぺぷりです。
「貧乳母の母乳育児」第五回目です。

 

【母への電話】

出産当初は全然でない母乳に悩み、やっと張り出したと思ったら、今度は張りすぎて娘は飲んでくれないし、搾乳も下手で母乳作成スピードについていけず・・・
母乳育児を維持する大変さに打ちひしがれていました。

人生の先輩である母に、泣き言電話をしました。私の母はミルク育児でしたが、義妹は母乳育児で、その話を聞くことができました。

「桶谷・・・だったかな?そんなかんじの名前の母乳ケアを受けたら、出るようになったみたいで、それ以降は完全母乳で育てられたって言ってたよ。ぺぷりも、近くにないか探して行ってみたら?」

 

【桶谷母乳相談室】

藁にもすがる思いで、検索してみると・・・でてきました。しかも市内に!

「桶谷母乳相談室」という名で、桶谷そとみさんという方が考案した独自のマッサージ方法を用いて、母乳の悩みを解消する手助けをする施設とのことでした。マッサージだけでなく、日々の生活習慣や食事、そして飲ませ方についても指導していただけるそうです。

母乳マッサージというと、数日前に産院で受けた激痛マッサージの記憶がまざまざと蘇ってきて寒気がしてしまいましたが、実際に体験された方の口コミなどを読んでみると、みんな声をそろえて言うのが「全然痛くない!」ということでした!

胸をなでおろしつつ早速予約の電話をすると、「今は少し込み合ってるけど、見られますよ」との言葉をいただき、早速桶谷母乳相談室に向かうことにしました。

「どれだけ待ってもいいから、胸に抱えた激痛爆弾、少しでも早く解消してほしい。」
そう思いながら向かいました。

ドアに「母乳相談」という札がかけられていたので、意を決して呼び鈴を鳴らしてみました。

すると、奥の方から、「ぺぷりさんですかー?中入ってきてくださいねー」と声が聞こえてきました。
おそるおそるドアを開けると、いくつか靴が。どうやら他のお客さんがいるようでした。

奥の部屋に入ると、そこには双子の赤ちゃんにラグビー飲みで授乳しているママと、そのご主人らしき方と、先生がいらっしゃいました。

同性同士とはいえ、上半身裸で授乳する姿に目のやり場に困りながら

私「私なんて一人分の母乳さえ満足に出せないのに、これが双子だったらもっともっと大変なんだろうな・・・双子ママって、すごい」
そんなことを思いつつ、部屋の隅に座って待っていました。

しばらくすると、先生に励ましの言葉をかけてもらい、ご夫婦と双子ちゃんは退室されました。

「ごめんね、待たせちゃったね。桶谷母乳相談室のNです。どうぞよろしくお願いします。」
歳は私の母くらいでしょうか。とても気さくであたたかい雰囲気の先生でした。

次回は、実際の施術について書こうと思います。

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◆今までのお話はこちらから

~貧乳母の母乳育児~

貧乳だと母乳が出ない?!

母乳量の計測がやめられない!

すべてを投げ出したい…!母乳が出ない自分を責め続けた

しんどい…!泣きながら母にした電話


作者:ぺぷりさん
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