ホストファミリーをすることで子供達に伝えたかった事とそれ以上に助けられた事【子育てママがホストファミリーやってみた④】 by すぬこ


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すぬこ家のスペック

すぬこ→専業主婦

夫→名古屋に単身赴任して3年ののち戻ってきたサラリーマン。帰りは毎日午前様。

ムスメ→幼稚園年中、おしゃべり、活発!

ボウズ→1歳8ヶ月、おとなしい!

アナ→メキシコからの留学生

 

【我が家へのホームステイの期間は8ヶ月間に】

実際、8ヶ月日本語学校に通う予定で、3ヶ月はうちにホームステイで、残りの5ヶ月をどう過ごすかはあとあと考えるつもりだったらしいのですが、結局彼女はうちに最後までいたいと言ってくれて、8ヶ月間滞在することになりました。言葉では説明できない相性というものもあったのかもしれません。季節をほぼ一巡りすることで、日本の季節ごとの風習を彼女は経験できて、反対に、メキシコの季節ごとの風習を私たちは教わることができました。

 

そして、アナは8ヶ月滞在してて、日本食生活で体重が7キロも落ちて、デニムを2回も買い替えて、そして床に座る生活をしていたら体が柔らかくなって、立居体前屈で手が床につくようになったと喜んでいました。これも人それぞれなんですよね。ブラジルから来た子はこんなに炭水化物を普段とらず肉食なので、米食生活でかえって太ったり。韓国からの子も太って帰りました笑。

 

普通の日本の生活を経験するために彼女たちはあえてホストファミリー生活を選んで来ているわけです。ただ、日本語学校に通うだけだったら、シェアハウスでもよかったわけで。
なので、どちらかというとコミュ力の高い子が多かったのかもしれないです。それもこちらとしては助かりました。

 

【子供を預けて留学生と二人で谷根千へ外出!】

そして、アナが帰国する日がだんだん迫ってきます。

当たり前ですが、いつも子供と行動を共にしている私に、彼女がひとつの提案をしてきました。

「ママさん。私がメキシコに帰る前に、一度二人だけで出掛けませんか?」

 

一人でゆっくり出掛けることもできないというのに、二人でなんて!でもその申し出はとても嬉しくて、なんとかボウズを親に預けて出掛けることになりました。

彼女は、ある程度落ち着いた年齢だったこともあり、彼女が最後に一番行きたい場所で往復に時間がかからない場所、ということで、谷根千(谷中、根津、千駄木エリア)に行くことになりました。

私は実は谷根千が初めてで、電車を降りたところからずーっと彼女にガイドしてもらいっぱなし。食べ歩き、根津神社でお参り、子供たちへのお土産を買ったり、彼女はメキシコの家族へのお土産を買ったりして半日をゆったりと過ごしました。

 

【ホストファミリーをする事で子供たちに伝えたかったこと】

これは子供たちにも分かってほしかったことなのですが、私が一番強く感じたのは、どんなにバックグラウンドが違っていても、考えが近い人とは国籍や言葉の壁を越えて分かりあえるということ。

一番最初に来てくれた彼女が、とても、自分と考えの近い人だったのも幸運だったのですが、おそらく、わざわざ遠い国から日本に留学してくるような人たちは向上心のある人ばかりだったので、子供たちへの悪影響などはほとんどなく、見習ってほしいことばかりでした。そして私も見習わなければならないことがたくさんでした。

きっと、心細い思いもホームシックも不安も、たくさん抱えながらの滞在だったはずです。それを日々乗り越えていって、最初の不安な顔つきから、帰るときには自信満々の顔つきになる学生たちが私は大好きで。ものすごいパワーをもらった気がします。

 

【いよいよ留学生アナがメキシコへ帰る日】

彼女はたくさん撮りだめていた写真を、CDにBGMつきで収めてくれて、それをみんなで見ました。私はもう涙がこらえきれず。。。今もそのCDは手元にあるのですが、あれ以来見ることができません。号泣するのがわかっているから。

そしてアナは、2年くらい前だったかな、観光で日本に来てお母さんを連れてうちに遊びに来てくれました。2才だったボウズが10才になっていて、5才だったムスメが13才です。子供そっちのけでたくさん食べてたくさん話をして、家族だからね。またいつでも戻ってきてね。そんなことを最後に話しました。

 

次回から最終章。

子供たちと他の留学生たちのかかわりをもう少し書こうと思います。

 

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【現在のすぬこ家】

 

しばし連載の間隔があいてしまいました。それもこれもムスメの受験からのダブル卒業、ダブル入学でてんやわんや。受験期間中、スットコドッコイなムスメは受験日にお弁当を忘れたり、穴の空いた靴で受験に行ったり、受験票持ち帰るのを忘れたり、親の顔が見てみたいぜって叫びたい気分でした笑。

そんなこんなもすべて終わり、今週からムスメは高校生。ボウズは中学生です。バタバタしている間に、ボウズは声変わりをし、背もムスメを抜き、生意気な口をきくようになりました。

ムスメは、中学生のときのトガッた感じが少し抜けて、親をそれほど毛嫌いしなくなってきたというか、なんか買ってくれるなら一緒に買い物に行ってもいいし、なんか美味しいもの食べさせてくれるなら外食も一緒に行ってもいいし、温泉も一緒に入ってもいいよっていう(→これ全部今まで拒否られてきたことなんですけどね)、うまく親を利用できるようになりました笑。

私もそろそろ子離れしないといけないのかな、なんて思う春だったりもします。

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