シングルマザーは2倍の重責。もしもの心配と娘への願い【え?早いっ!ひとりムスメが嫁に行っちゃった。③】〜老母からマゴズまで。時をかけるバァバ!〜 by ヒロちゃん
◆前回のお話はこちら
1人娘に抱いていたシングルマザーの危惧【え?早っ!ひとりムスメが嫁に行っちゃった。②】〜老母からマゴズまで。時をかけるバァバ!〜
【シングルマザーの危惧】
ムスメが嫁に行くまでの私は、ず〜〜〜と仕事三昧のベテランデザイナー。夜は遅いし休日出勤もある、1〜2泊の出張にも行く。幸い同居の両親が愛情たっぷりに娘の面倒をみてくれてたけれど、平日の夕食は一緒に食べたことなんて数えるくらいしかなかったなぁ。
朝、最寄駅の改札を入ると「仕事モードON!」、夜、改札を出ると「ムスメモードON!」になり、ムスメの事が頭にワァーッと溢れてくる毎日。それくらい気持ちの切り替えはうまい方だったんだけど、救急車のサイレンだけはダメ!いつでもどこでも妄想がサーっと湧いてきた。
と、ひとりっ子で親戚も少なく、寂しそうな娘の将来を想像してはウルウルしていた。
飛行機で出張に行く時は、すぐさま空港でムスメ受取りの保険に加入、必死で空の安全を祈る!
もしも私が居なくなったら‥‥と、しつこいくらい考える。この想い、すべての親のものだけど、シングルマザーは2倍の重責だからね。妄想は尽きない‥‥‥。
【ずっと願っていたこと】
って、ずっと前から願ってたんだわ!忘れてたーーーー!
夫というパートナーを得て、ムスメはもう、一人じゃないんだ!
(私を反面教師にしてたから結婚生活は安泰だと信じてるww)
そして義理の両親や兄弟、そのうち子供もできて、家族が少なか
ったムスメのまわりが人で溢れていく‥‥‥。
結婚ってそういう事なんだね。やっと気づいたわww
寂しさばかりが先にたって、泣き尽くすまで思い出せなかったこの願い。昔からの私の危惧を早々に解決してくれたムスメに感謝。これからムスメを愛おしんでくれる彼やご両親に感謝‥‥‥と、私の気持ちが「寂しい → 安心」に切り替わっていったわけです。大騒ぎする前に思い出せよ!ってトコですが。
そしてその後、二人の子供に恵まれ、マゴってこんなに可愛いものか!と私の人生を膨らませてくれました。
私が衰える前に、早めに産んでくれたことがとてもありがたい。(①の前言撤回しますww)
おかげさまで私もまだまだ元気!旬のバァバしております。
おしまい。
私の思い出話に3回も付き合ってくださってありがとう。
そして最後にブログのタイトルも改めなくっちゃね!
【え?早いっ!ムスメが嫁に行ってくれました。】
◆今までのお話はこちら
~え?早いっ!ひとりムスメが嫁に行っちゃった。~
★第1話 シングルマザーとして1歳から育てていた娘が嫁に行く日
★第2話 1人娘に抱いていたシングルマザーの危惧
⇒作者:ヒロちゃんさん
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